2018-10-03

女性婚活リミットについて考察

概要

婚活について調べると嫌とほど出てくる「婚活リミット」。

その多くが女性対象にしたもので、おおよそ出てくる数字は30,35である

これらの数字根拠とその妥当性について考察してみた。

リミット根拠

リミット根拠について調べてみると概ねそれぞれ以下の通りだった。

それぞれについて考察してみる。

30という数字妥当

30がリミットである理由は前述したとおり「20代と30代で扱いが異なるため」というものである

これは例えば街コンに参加する際に20代対象イベントには参加出来ないなどがある。

また、男性が30代という言葉に敏感に若さ観点で反応するためという理由付けもあった。

前者についてはシステム設計によるものなので正しいが、後者については果たして本当だろうか。

20代と30代で最もさが小さい場合を考えると29歳と30歳を比較した場合である

すなわち1歳の差が最小なわけだが、早生まれ等を考慮すると本当に意味のある(男性が敏感に反応する)数字なのだろうか。

私や周囲の婚活をしている男性では、この数字を少し異なる観点で見ている。

例えば「子供が二人ほしい」場合について考えてみる。

(ちなみに人生設計をしっかりしている人や、そこそこの収入がある人はこの希望を持っている人が多い気がする)

ここで妊娠から出産までに1年を要するとする。(10ヶ月と10日という話もあるが簡単のため)

また、妊活から妊娠までに0.5年を要するとする。

すると子供一人を妊娠して出産するのに1.5年かかる計算になる。

子供二人を出産するとなると2倍になり3年かかることになる。

ここで「高齢出産を避ける」という条件を追加すると、35歳までには二人目を出産している必要がある。

すると少なくとも35歳の3年前、32歳時点で妊活を開始している必要がある。

ここで更に「出会いから結婚までの期間を1年」「結婚生活で相手子供を育てられるか見定める期間を1年」とすると、妊活を始める2年前に出会っている必要がある。

したがって先程の「32歳に妊活開始」から2年前の30歳の段階で出会っている必要がある。

以上のことから30歳が「高齢出産を避ける」かつ「子供が二人ほしい」という希望を満たすために必要だと考えられる。

実際にこのように考えている人が多いように感じる。

35という数字について

仮に35歳に結婚したとするとどうやっても高齢出産は避けられない。

したがって35歳までに結婚すれば良いと言うのは根拠が無いと考えられる。

当然ながら結婚した瞬間に子供ができる・生まれるわけではないのである

妊活出産の期間を考えると35歳ではおそすぎると考えられる。

当然ながら「高齢出産リスクは気にならない」という人もいるかもしれない。

ただ考えてほしい、仮に35歳で結婚妊娠(できちゃった結婚?)したとする。

36歳で出産するとなると、子供が4歳のとき自身40歳である

35歳の女性が年下男から相手にされるとは考えにくいので男性側が年上とすると、40歳以上の体力で4歳という子供を育てなくてはならないのだ。

また「子供は二人ほしい」なんて考えだしたら状況は更に悪化する。

それだけじゃない、家を購入してローンを組む必要があるが、その点においても35歳で結婚というのは不利である

結論: 35では手遅れで30は本当の限界

以上のことから以下のことがいえる。

したがって、35という数字現実的ではなく婚活業者側がボリュームゾーン女性を呼び込むために設定した数字なのではないかと考えられる。

こういった数字一般化は、非常に不誠実で誰も幸せにならない。

一方30という数字に関しても問題があると考えられる。

先の例では子供出産連続で行う(出産後すぐに妊活を再開)というものだったが、果たして新生児を育てながら妊活が再開できるのだろうか。

また妊活は本当に0.5年で終わるのだろうか。

それだけではない、結婚相手を見定めるまでの期間は本当に1年で足りるのだろうか。

また出会えた人と必ずしも結婚するとも限らないため、安全マージンも欲しいところだ。

これらを考慮して以下の数字を更に追加する。

以上のことから相手男性出会うまでの現実的リミットは30歳ではなく28歳ではないかと考えられる。

(30歳は本当に何もかもすんなり進んだ場合)

更に色んな人と出会い結婚候補を定める期間を1年とすると、27歳には婚活を開始している必要がある。

これらの数字は世の中の女性一般的な感覚からはずれているのではないだろうか。

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