2017-12-21

はあちゅう童貞いじりと表現の自由

はあちゅうが上辺だけの薄っぺら謝罪のあと、

「じゃあツイッターおっぱいってつぶやくのはどうなん?」

「私以外がやってる童貞表現はどうなん?」という糞みたいなお前はどうなんだ論を展開し始め、

まんまと乗せられたはてなーが混乱しつつあるので、表現の自由からこの点について整理しておく。

表現の自由という観点で言えば、「童貞いじり」も表現の自由範疇であり、地震おっぱいしか

特定個人に向けてなければそれをやるのも、またそれに対して批判するのも自由嫌なら見るなフォローするな

という意見も少なからずあるであろう。

だが、問題はそこではない。


表現の自由に関する議論とは、本来

差別要素を含むが、面白い笑い (保毛尾田保毛男など)

セクハラ要素を含むが、興奮するエロ漫画 (強要エロ漫画など)

など加害的な表現現実に影響しない範囲でどこまで許すかというものである

まり、それらが加害的な表現であるということが確認された上での議論である

一方、当のはあちゅう

「今の時代童貞がかっこいい」

童貞童貞思考、なども含む)が大好きすぎて」

特定の誰かを童貞として笑ったわけではなく、童貞「的」なものについて語っていた」

と、そもそも童貞いじりそのものが(相手不特定多数でも)「加害的・差別的セクハラ表現」そのものであることを未だに理解できていない。

これは例えるなら、ある強要エロ漫画が是が非かを問うているとき

登場人物の女がセックス中に快楽を得て喜んでいるからこれは和姦表現であり強要表現ではない」

と言っているようなものである

表現の自由以前に、こんな主張をする人間を野放しにしておいたら社会危機である

まりはあちゅう童貞いじりが表現の自由範疇であろうとなかろうと、

童貞いじりはセクハラである」と認識理解できてない時点で自らが告発した加害者と同じ思考回路であり、

ほっといたら現実被害者が出かねない危険状態なのである

童貞いじりは特定個人にやったらセクハラ不特定多数でもセクハラ表現

この認識が出来てない以上、彼女表現の自由土俵にすら立てていない。

みんながダメと言ってるからやめるのではなく、まずは素直に自分童貞差別感情と向き合って欲しいと思う。

なお、性的表現をする際の自由範疇についてはゾーニング論などより深い議論必要なので後で別にゆっくりやればいいと思います

  • つい先日までコンビニエロ本を擁護してたのに、はあちゅうのセクハラ・童貞事件があってからは一転、 「童貞発言ダメ。コンビニのエロ本もダメ」 になっちゃってる。こういう極端...

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