会社に行けなくなった。
就職先は実習でお世話になった施設、介護長の方針に感銘を受けて、この人の下で働きたいと思った。
働き始めて1年目は今になって思い返せばがむしゃらに働いた。
でも二年目になって、行きたくないなぁと思う日が多くなった。
ついに家から出られなくなった。
ああー、駄目だ。
そう思ったら行けなくなっていた。
迷惑がかかることは分かっていた、でも小心者の私は怒られる事が怖くて会社に電話連絡さえ入れられなかった。
心配してくれた上司が、かけてくれた電話にすら出られなかった。
分かってる、分かっているんだ、
無闇に怒るような人達では無いということは分かっていた、
個性はあれど、
いい人たちばかりだった。
だから、尚更その人たちに迷惑をかけてしまうことに罪悪感が募った。
1人でも休むと大きな影響が出るということは、自分も働いていたから重々理解していた。
職員さんが困るということは
職員さん達にも、更には利用者さん達にもご迷惑をかけてしまう。
その罪悪感が更に自分を追い詰めた。
復帰しようと自分なりに頑張った。
いつもより家事を頑張ってみたり、気分転換にとお菓子を作ってみたり、上司と直接話しをしたり、
それで、復帰のプランをたてて、復帰する予定になっていたのが今日。
行けると思った、行かないといけないと分かってる、
利用者さん達が待ってる、
お風呂のセットをしておかないと、
お薬のチェックと目薬のチェックしないと、
残業は1時間までしかつけちゃいけないからもっともっと速く終わらせないと、
子持ちの人が頑張ってるんだから独身の私が頑張らないでどうするの、
利用者さんみんなが好き、元気にしてるかな、
また笑顔で頑張らないと。
何で休んでるの?って言いたいくらいだよ、
って半笑いで言われた、
うつ病でもない、
性根が腐ってるだけ、
周りに甘えてるだけ、
状況に甘えてるだけ、
だから私は行かなくちゃ。
あー、駄目だ。
気にしていること多すぎ。もうちょっと頭空っぽにしても(事故なく)働けるようじゃないと、介護は向いてないんじゃないかな。 派遣とニートを行き来する俺が思うに、全能力の50%...