スーパーマリオランがiOS向けにリリースされ、個人的にはとても楽しんでいる。
初日に課金して、今はキノピオラリーをしたりカラーコインの取得に励んでいるところだ。
ステージの数が24で最初は少なく思えたが、やりこみ要素が多いのでしばらくは楽しめそうだし、これで1200円ならむしろ安いと感じるくらいだ。
しかしながら無料で全部遊べないから、という理由でレビューで星1をつけるユーザーが続出しているそうで、スマホゲーのユーザーってレベルが低いんだなと感じた。
(なんというか、人としてのレベルも低そうな感じがする。)
無料で遊べる分でプレイするかどうかを判断し、合わなそうなら課金せずにやめればいいというのは親切な設計のはずなのに、そういった提供側の意図が読み取れないらしい。
これは他のスマホゲーが無料でもひととおり遊べる仕様になっているから、そのような感想を持ってしまうのだろう。
この手のユーザーたちがゲーム機やPCで本格的なゲームを遊ぶことはないだろうし、日本では本格的なゲームを趣味とする人が減っていくのだろうと感じた。
一方、アメリカでも文句を言うユーザーは多いようだが、日本よりはずっと課金率がいいようで、1100万ダウンロードで800万ドルを売り上げたそうだ。
やりごたえのあるアクションゲームはアメリカでは人気が出やすいようだし、任天堂の作っているゲームはアメリカ人との相性がいいのだろう。
アメリカの方が市場規模は日本よりもはるかに大きいわけで、任天堂のビジネスにとってはアメリカを重視した方が利益はあがりやすい、という結果が出たことになる。
文句ばかりが多く、たいして売上も上がらない日本市場は、いずれは軽視されるようになってろくなゲームが遊べなくなるかもしれない。
個人的には海外のPCゲームなども遊んでいるのでそうなってもそれほど困らないが、ゲームの世界でも日本は取り残されていくのかもしれないと思うとあまりいい気持ちにはなれない。
すでにダークソウルシリーズのような成功例も出ているし、志のあるゲームメーカーは海外市場に重点を置いて開発をしていくのが正解なのだろう。
日本は少子化でもあることだし、当然作り手たちも経営者たちもそれは理解していて、日本のメーカーからも海外向けのゲームが増えていくことになるのだろう。
今回のマリオランへの反応を見て、日本のゲーム市場は衰退と縮小が避けられないのだろうと感じた。
まあ同じことをえんえんと脳死状態で繰り返すスマホゲーが、停滞を続ける今の大半の日本人にはお似合いということなのかもしれない。
マリオランで気が付くのは遅くね? 据え置き型衰退というのは結局そういうことなんだよね だからFF15もオープンワールドに、無双もオープンワールドに で、誰がそれを招いたかといえ...
任天堂は昔っから海外売上が7割以上ですが・・