とか、わかってなさすぎて苦笑する。
10年位前に日本のゲーム業界もそういう方向性を目指したけど、結局大失敗した。
それは、結局のところ日本人に外国人の考え方をした映画を作るのは無理だから。
日本人が外国におもねった作品を作ると「アメリカ人が考える忍者物」と同じことにになってしまうことをメジャーな立ち位置にいる日本人は全然理解できてないんだよね。
特に普段、海外海外って実際に海外に行ってるわけでもない中途半端な人たちはそのへん全然わかってない。
だって、アメリカ的な映画ならアメリカ人が一番得意に決まってんじゃん。
もし、それを回避したいなら映画監督もプロデューサーも制作会社の社長も全部アメリカ人や中国人にしないと駄目(実際ハリウッドはそれやってるけど)
こないだ「君の名は。」に言及してた某実写映画監督とかそういう中途半端な理解しかしてない臭いがプンプンする。
で、話戻すけど、日本のゲーム業界が最終的に得た知見は「日本人らしいゲームを作ること」だった。
それが最も独創的でユニークになって海外で唯一無二になって受けるんだ。
そして、今それを実行してる業界は、「アニメとゲームと漫画業界」だけ。
ってことに注力する段階に入り始めてる。
つまりカルチャーそのものを輸出して理解してもらう段階に入ってる。
weeeaboooってつまりそういうことだよね。
日本人は自然にハリウッド映画を理解してるけど、それはアメリカの文化を100%とはいわずとも多少なりとも知識として持っているから。
そしてそれは戦後何十年にも渡ってアメリカ映画界が積み上げてきた結晶なんだ。
こないだ川村元気のインタビュー読んだけど、「ハイパードメスティックなものが海外で受ける」って言ってたよ。
邦画・和ゲー・アニメ、ドメスティックさの観点でそんな受けてる? 任天堂はいつも、丁度良いもの(と程よいケレン味のあるもの)を作ろうとしてるんであって、ドメスティックさを狙...
つまり日本人が無意識に作っているだけで自動的にドメスティックになるのよ。 ちょうどいい感じのゲームだな→海外の人から見ると「なんて日本的なゲームなんだ」ってなる。 それ...