親(団塊世代)に聞いたら親世代当時は未経験資格無し職歴なしからでもやる気や愛があれば一流企業にあっさり入れたって。
コミュ力は会社に入ってから磨くもんだよと言い聞かせられたもんだ。
じゃあ今はなんでコミュ力を必要かというと、団塊世代がコミュ力ないって事は今会社の上にいる人間がコミュ力が不足してる上に、
海外メーカー等取引先企業がコミュ力を率先してるという話がマスメディアを通して伝わったから。
急激に意味もなくコミュ力を重視し出したのはこの辺りからだと思われる。
海外に負けるなという思いからコミュ力を重視した結果、新人はやる気よりも口先だけうわべだけの人間が量産されてしまった。
そのため上っ面だけの人間しかいなくなり会社が機能しなくなって倒産の憂き目に遭うという話。
よく派遣社員の体験談で、新卒が無能なのに高給くやしいっていうのは実は正論なんだ。
だって本当に新卒は無能だから。派遣社員(や契約社員)は様々な職場を経験してその道のプロになっている(と思ってる)からプロ根性が一般より強い。
本来、新人は生意気な位で十分なのに上っ面だけの人間ばかりを採用したせいで、そいつは本当にやる気があるのかないのかに関わらず業績が年々傾いてる。
傾くのは能力よりも安易にコミュ力を重視した会社の責任と損失だから、他がやってるからと新人への向き方を同じにしてしまうと会社は没個性化してしまう。
それでもコミュ力を重視するのは、海外メーカーに負けたくないからか、あるいは能力主義がカンストしてるからか。
実際業績(利益率)が右肩下がりですもん。
日本企業だから国内の顧客を増やさないと海外へ行っても負けますよ。
海外メーカーが重視するコミュ力はある一定水準以上の仕事遂行能力と会社愛ややる気に溢れた人が前提で、その上のコミュ力重視なんだ。
でも日本の場合はコミュ力だけをまず重視してるから、一定水準以上の能力がない、派遣社員の言葉を借りると“無能”な上っ面だけの新卒ばかりが採用される。
それじゃ本末転倒ってもんだよ。
コミュ力を重視してる会社はすべからく皆業績も上々だけど、それは徹底した能力主義が前提だから。
じゃあ業績が下がってる会社にとってコミュ力はむしろ邪魔じゃないかしら。
能力主義が根底にないし、すぐ根を上げる新人が多いから結局のところ、コミュ力を重視するのは失敗だったということになる。
コミュ力重視して新卒取りまくるのは問題ないけど、そいつらは果たして出来る人間か?
派遣や契約に馬鹿にされるような新人じゃコミュ力なくても出来る人間の方が、俺は必要だと思うけどなあ。
海外に負けないって気持ちは悪くないけど、それなら会社に入ってからやらせてるマナー研修はどうなんだよ?
あれこそ無駄の極みなんじゃね。コミュ力採用を重視してんならマナー云々も必要ないじゃん。
結局会社でコミュ力を培わせるんだったら、採用基準をコミュ重視から能力重視に切り替えても全く問題ない気がする。
新人に即第一線に出て貰うためなんだったら、いっそ経験者採用枠を増やした方が無難に回転できると思うね。
それこそ本末転倒か。
うーん。コミュニケーション能力とは、異なる文化圏において、相手の文化を理解しつつ長期的な信頼を築きあげて、かつ自らを不利にしない、能力のことだが・・ 上の世代には、相手...
そりゃ一流企業勤務ったって別に全てが高給エリート職じゃないんで。 一流企業でも末端の単純作業要員は別にコミュ力もスキルも要らないわな。 昔は今ほど機械化も進んでないからそ...
「コミュ力重視でなく、能力重視の採用をすべき」という内容ですよね。 まずコミュ力重視の原因として「団塊の世代のコミュ力の低さ」、「マスメディアによる海外メーカーに関する...
横です。元増田の主張に賛同するわけではないけど、あなたのその記事もたいがいどうかと。 数学の証明じゃないんだから、 他に考えられる要素はないの? というだけでは、反論に...
全て納得できるご指摘でした。大変勉強になりました。 ちなみにご指摘は全て貴方の意見ですよね?それとも議論の仕方に整備されたルールがあるのでしょうか。
別にわたしの意見ということでもいいけれども、証明責任と定義、前提あたりの話に関しては、これらを受け入れないとそもそも議論が成立しないから……。
ご返答ありがとうございました。