はてなキーワード: 吉田浩とは
以下は、東北大学高齢経済社会研究センターの吉田浩教授が、国内で最も多い「佐藤」姓の増加率と人口動態を分析したとの記事である。
https://mainichi.jp/articles/20240331/k00/00m/040/076000c]
しかし、この推計は元となるデータの妥当性に疑問が残り、科学的妥当性を軽視した発表であると感じる。
そのため、そこから得られる含意(選択的夫婦別姓の必要性)についても、疑念を抱かざるを得ない。
佐藤姓の占有率と選択的夫婦別姓の是非は無関係の事象であり、そもそも価値のない計算であると言わざるを得ない。
政治的主張を行うために、科学的な妥当性を軽視した発表をすることは慎むべきである。
この推計の肝になるところは、PDF中の過去のデータの取り扱いにおける以下の記載である。
⚫ はじめに、日本の全人口の 99.04%以上の名字を網羅しているとする「名字由来 net」
(https://myoji-yurai.net/)提供・公表データにより、日本の佐藤姓の人数の値を得た。
データソースとなっている名字由来 net には、年度ごとの苗字人口を非公表の独自集計で計算している。
https://myoji-yurai.net/oneYearAccessRanking.htm?rankingId=13]
これによると、佐藤姓の人口は以下のようになっており、変動がない。
2023年 約1,830,000人
2022年 約1,830,000人
2021年 約1,830,000人
2020年 約1,830,000人
2019年 約1,830,000人
2018年 約1,830,000人
2017年 約1,830,000人
2016年 約1,830,000人
2015年 約1,830,000人
2014年 約1,830,000人
2013年 約1,830,000人
このデータソースは、佐藤姓人口の経時的推移を補足できていないと考えるのが妥当であろう。
佐藤姓の占有率 x(t)は 2013 年の 1.480%から 2023 年の 1.530%と、10 余年で 0.05%ポイント伸びている
と述べている。
定数を、減少する日本人口で割っているので上記のような計算となると思われる。
上記のことから、吉田氏の推計は、不十分なデータソースをもとに数値を無理やり当てはめて推計を行っており、科学的な推計・将来予測・試算というには無理がある。
なお、詳細な編集履歴が入ったPDFファイルはこちらに置いておきます↓
https://anonfiles.com/file/c8f3cb8733d4ee1bb6233bab021f02c3
ここ最近、本誌の記事を発端に多くの方を巻き込んだ炎上騒動が起こり、どのような形で本件についてコメントすべきか悩んでおりました。
オンラインオフライン問わず様々なご意見をいただき、大いに考えさせられました。スタートアップ界隈をお騒がせしてしまったこと、
および当該記事に関して何点か本稿にて謝罪いたします。
■問題の記事に関してランサーズ様への謝罪
①:私信を先方の許可なく記事で公開した点
この3点は様々な方にご指摘いただき、私の落ち度であると感じました。
①②の表現において、菅沼様、ランサーズ様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。
機会をいただけるようでしたら、直接訪問してお詫びさせてください。
この件につきましては、別途ご連絡申し上げます。
下記二点の記事に関しては、今後のランサーズ様の活動に支障をきたさぬよう、
・ランサーズ、The Startupに対して言論統制
・クラウドソーシング狂想曲:クラウドワークス vs ランサーズ
既にクラウドワークスCEO吉田浩一郎様がブログにてご説明くださいましたが、改めて私からもご説明致します。
クラウドワークス様から本誌に金銭が支払われたことはございません
②:クラウドワークス様とは過去に梅木個人として取引実績がございます
③:取引実績は単発であり、継続的な月額顧問契約などはございません
今回の関連記事は私の独断で書いたものであり、クラウドワークス様は一切関与しておりません。
The Startupの記事により、クラウドワークス様にご迷惑をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。
申し訳ございませんでした。
今回の騒動により、クラウドソーシング業界全体の信頼性や発展の妨げになるきっかけを作ってしまったことを
改めて謝罪致します。
先の二社様のみならず、業界関係者の皆様にもご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
本誌ではランサーズ様、クラウドワークス様に関する記事は今後掲載致しません。
過去のクラウドソーシング関連記事に関しましても削除致します。
■警察騒動に関して
一部メディアで警察が関係した騒動に発展しているという記載がございます。
GMO様の会議室を使用できないかご相談申し上げましたが使用できないとのことで、
警察署を話し合いの場として利用することとなりました。
オンライン上で攻撃的な方だったため、
私から被害届は出しておりませんし、今後も警察を絡めた事態に発展させる予定はございません。
■取引実績のあるニ社様との関係の疑惑について(追記:18:20)
私と過去に取引実績のある、ヴォラーレ様、Retty様に関しても本誌では以前記事を出しており
、その記事に対する報酬があったのではないかという疑惑もございました。
両社からThe Startupの記事に報酬が支払われたことはございません。
ヴォラーレ様からはApplivという媒体にてアプリ未来予想図という連載記事執筆のお仕事をいただき、
Retty様にはマーケティングに関するアイディアをご提供致しておりました。
疑惑を持たれた両社様にもご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。
申し訳ございませんでした。
■今後のThe Startup運営方針
本件により、取引実績のあるサービスや企業様に対して、本誌で記事を書くことについて
金銭の支払が発生していなくとも、世間の誤解を生む可能性が高いことを認識致しました。
ご見識者の方々からすると当然の事かもしれませんが、本件を機に今後の運営方針を下記の通り明示いたします。
①:取引実績のあるサービスや企業についての記事を書く際は、取引実績がある旨を記載する
②:ポジショニングマップの使用に関しては、表現方法や対象数を今まで以上に吟味する
以上となります。
本件の事の発端は私の記事となりますが、思わぬ方向に発展し事が大きくなってしまいました。
元の私の記事がなければこのような問題を引き起こす事はありませんでした。
私個人に対しては実名匿名を問わず本件で多くのご意見をいただき、
自分では気が付かない視点に気づかされることも多く、勉強になりました。
多くの方にご迷惑をおかけしましたが、自分は誰に対して何を書くべきなのかを考えさせられました。
応援いただきました読者様方の期待を裏切ってしまったかもしれません。
この度は多大なご迷惑をおかけしたこと、重ねてお詫び申し上げます。
梅木雄平