2021-12-09

経験からWebエンジニアになって年収1000万円を稼げるようになった話

TLDR

(WEBエンジニアリング)未経験から(院卒新卒カードを使って)Webエンジニアになって(5年で)年収1000万円(の会社員と同等の手取り本業副業合わせて)稼げるようになった話

入社まで

工学部情報系でない)の修士課程で、画像処理機械学習を用いた研究をしていた。

PythonLinuxについては少々経験したが、MVCに関する技術は一切触った事がなかった。

就活して、Web系のC向けの名の知れたサービスを自社開発している企業エンジニアとして入社することになった。

※当時は今より牧歌的自分のような人間入社することができた。今はわからない。

副業を始めるまで

PythonFWを使ったWebサービスの開発を行なっていた。

とはいえ、腰を据えて開発している時間は少なかった。大きい企業既存事業にいると開発とは無関係運用や調整業務がかなりあった。

3年目くらいで副業を始めることにした。

理由もっと技術力をつけたかったというものである

上記の通り業務内で技術力を向上させることがむずかしかったのと、未経験業界に来ているハンデを抱えていたのである

Python以外の言語ほとんど書けなかったのでPythonwebスクレイピング案件を探した。

副業エージェントを経由して探した。

5件ほどお祈りされたが、懲りずに応募し続けてたら採用された。Flaskの案件だった。Flaskは書いたことがなかったが採用された。

当時はその会社Python が書けるエンジニアがいなかったので重宝されたし、仕事も任せてもらっていた。

副業をはじめてから

契約は週15時間だった。その間にCOVIDが来て全てが在宅勤務になり、気付いたら週30時間まで稼働するようになっていた。。

当初の見込み通り基礎体力は身に付いていったと思う。

最初案件を納品したあと、次の案件をもらい、段々仕事の幅が広がっていった。

Linuxサーバを触ったりDBサーバを触ったりphp雰囲気で書いたりDockerfileを書いてECS環境を構築したりなど。

Golang, Rust, k8sなど人気の技術案件は探してもちょうどいいものが見つからないのでチュートリアルをやる以上の勉強はできていない。

稼働が落ち着いてきたので副業を増やすことにした。

ちょうど良さそうな募集があったので応募したところ今度は一回で採用された。

給与も少し上がった。後ほど元の副業給与も上がり、本業給与も少しずつ上がった。

年収いくらなのかよくわからなくなったので、月々の手取り銀行口座から調べて、年収1000万円の会社員手取り比較すると大体同じくらいの金額になっていた。

結局年収1000万稼ぐのは難しいのか

犠牲にしていることといえば可処分時間くらいだと思っているので、TLDR節に書いた内容についてはそんなに無理がなくある程度再現性があるんじゃないかと思っている。

辛さでいえば大学院のほうが辛かった。

可処分時間ということでいえばCOVIDで通勤時間が無くなった影響はそれなりにある。

自分について

技術は人並みには好きである

お金は人並み以上に好きである

・要領は決していい方ではない

要領がいい人なら5年も掛けずもっと早く辿り着くのではないか

今回、特にジョブホッパー的な動きはしていない。各職場案件)に恵まれたこともあるし、器用さが足りないといえばそうだと思う。

エージェント中抜きされるという意見もあるが、自分SNSは長続きしないし、勉強会もあまり肌に合わずほとんど出席することはないのでエージェントを通してしか案件を見つけられていない程度の行動力しかない。

今後について

年収についてはおおむね満足するようになり、人間とは面白いもので段々欲がよく出てくるようになった。

モダン技術は、レガシー技術よりも、おしなべて責任範囲が明確であり、何かあったときリカバーがききやすかったり、謎の負債が含まれリスクも少なく、幾分か安心して開発ができる。枯れた理論は好きだが、新しい技術を先回りして身につけることにも興味が湧いてきた。

xRやブロックチェーンといった、技術未来を作っていくことにも興味が出てくるようになった。

自分能力には期待していないので博士課程に戻る予定はないが、これもまた変わるかもしれない。

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