はてなキーワード: 「バカ」とは
梅田発言問題で揺れているはてな(はてブ)界だけど、肝心なことがなされていないので僕が立ち上がるしかない。
物事を見るときに重要なのは、その発言で誰が得をしたかということである。これを常に忘れないでほしい。
今回の梅田発言問題で一番得したのは誰か?それは明らかに「水村美苗」という作家だ。
梅田氏によると、水村美苗という作家は寡作な作家のようである。しかし、出す作品の濃度は非常に高く発表する作品全てが賞
を取っているそうだ。数多くはない文学賞という枠組みの中で受賞し続けるのは並大抵のことでない。
ただ、数多くはないがゆえに近頃は水村美苗に文学賞を取らせるべきではないという出版業界有力筋からの声も上がっていると聞く。
ここから導かれる帰結とは何か?
「賞を取らなければいけないというプレッシャーから、水村美苗(あるいはその関係者)サイドから梅田氏に話題づくりのための
なんらかの働きかけをしたのではないか?」
ということである。たしかに話題となった作品にはなんらかの箔をつけたいというのは人の心情である。ネット業界で知らぬものは
いない梅田氏が書評という形で水村の作品を絶賛すれば、必ず(内容が内容だけに)話題となり、
本は売れ、かつ連続受賞の可能性が広がる。
今回の騒動の発端はこうした思惑を持った水村サイドからの働きによるものであることが推測される。
しかし、水村サイドの思惑は半ば当たり、半ば外れた。梅田氏による書評はネット界隈を賑わせ本の認知度は高まったのだが、
「日本語が亡びるとき」というタイトルのため、感情的な反発が強く、本を読むこと自体への拒否反応を起こしてしまったのだ。
これに一番慌てたのが梅田望夫である。本の売上の促進=話題づくりという梅田の思惑は外れ、あろうことに、作品ないし水村
に対するネガティブなイメージを与え、本を手に取ること自体恥ずかしいという状況が生まれそうになったのである。
このままでは、水村サイドとの約束が履行されない。焦った梅田が出した結論というのが、今回の「バカ」発言であった。
つまり、読もうとしないものをバカ呼びすることで、梅田への反発から本を手に取らせるという古典的策略である。
この効果がどれほど期待できるかはさておき、梅田をそこまで追い詰めたものはなんだろうか?梅田の義理堅さ、仕事を一つ一つ
真剣に行うという美質だけでは説明がつくまい。やはり、上げられる理由としては梅田の経済的困窮ではないか?
梅田は2000年7月、シリコンバレーにベンチャー・キャピタル、パシフィカファンド設立したのだが、今回の金融危機でこの
ファンドの運営がうまくいっていない、多大な損失があったのではないだろうか?梅田の文筆業からの収入は全盛期には程遠く、
取締役としてはてなから得る収入もそれほど多くはないだろう。今回の水村サイドからの宣伝の働きかけは梅田にとって
新しいビジネスチャンスだったに違いない。だからこそ、はてなの取締役としての地位を投げ出すに等しいような発言も
可能だったのに違いない。今回の騒動はそうした視点から見る必要があるだろう。物事の裏をみることこそ重要である。
はてな民は自分が踊らされている可能性について考えるべきである。
いわゆるインターネッツ好きが大好きな陰謀説。やっぱ、これを書かないとネットの騒動としてはすっきりしないよね。
梅田望夫氏、水村美苗氏本当にすいませんでした。「本格小説」見てみたいなと思ってずっと見なかったので今回の作品も
含めて買おうと思います。(こう書けば何でも許されると思っているあたりがネットの悪いところだけど)
梅田さんの発言が物議を醸しているけど、彼の発言ってそこまで問題視するものなのでしょうか?
至極当然のことを言っているように思えるのだけれど。
とりあえず状況の経過をまとめると
梅田望夫さんが「日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で」という本がスゲーとブログで紹介する(http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20081107/p1)
↓
ブクマコメがたくさんつく(http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20081107/p1)
↓
梅田望夫さんがTwitterでブクマコメについてコメントする(http://twitter.com/mochioumeda/status/996601415)
↓
http://twitter.com/mochioumeda/status/996601415
はてな取締役であるという立場を離れて言う。はてぶのコメントには、バカなものが本当に多すぎる。本を紹介しているだけのエントリーに対して、どうして対象となっている本を読まずに、批判コメントや自分の意見を書く気が起きるのだろう。そこがまったく理解不明だ。
はてなの取締役が「うちの顧客はバカだ」って言うと、そりゃあ問題に思えるかもしれないけれど、みんながみんなバカであると言っているのではない。あくまで条件付き。
みんな「バカ」という刺激的な言葉に惑わされて、本質を見逃してるんじゃないか?
http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/50709979.html
理解できないのは当然だ。
違います。
バカなブクマコメとは『(梅田さんから見て)理解できない人』(すなわち第三者的に言うと『理解の解釈が違う人』)ではない。
しょっぱなから理解を放棄してる人をバカと呼んでいるのです。
梅田さんが問題にしているのは、視点の違う人ではなく、新しい視点に触れようとしない人の事です。
バカブクマーは、自分の興味の範囲外だから理解を放棄した(読み流した)のではなく、少ない情報から勝手に内容を想像し、憶測で物事を書き記しているのです。
もし、ブクマコメが「梅田さんのレビューからでは、本の内容が推測できない」と書いてるならば、梅田さんはTwitterに批判を書き記すことはなかったでしょう。
しかし、一部のブクマコメは、自分の経験に基づく印象論を垂れ流しています。
「50年前から言われてる事じゃん」とか「今滅びてるのは日本語じゃなくて思慮する時間じゃないかな」とか「歴史的に見て日本語はこうなるんじゃないか」とか、こういうのはただの印象論です。
きみたちは本を読んだのか?
それとも読まなくても良いくらいの知識を持った学者か何かかい?
「この本の内容はこうに違いないから、俺はこういう感想を持った」
題材となる本を読んだ上での感想です。
読んでいない奴があたかも本を読んだ気になって印象論を語る事はまったく愚かしい。
これは新しく提示された問題を見て、過去の経験を元に誤った判断を下す老害と同じです。
「今回の梅田さんのレビューは、わかりにくい紹介記事だ」という意見があります。
確かにあの記事から熱意は伝わっても、本の内容は伝わらない。
しかし、問題はそこではない。
本の内容に対する、憶測で書かれた批判こそが、梅田さんを怒らせた。
そこの所を読み違えている人が多いように感じられます。
私はそういう意見・思想すら言えるのがはてなの良い所だと思ったりしています。
「嫌なら見なければいい」とか「そういう批判ブクマを受け付けないようなシステムにすりゃいいじゃん」というのはお門違いかなとも思う。
悪質なブクマや、ひどい意見のブクマがあったとしても、それを一意見として残し、反論する余地を残すというスタンスが、はてなではないのかな?
でも、この記事で言いたい事は、はてなのスタンスではないから、筆を置くことにします。
とにかく、みんな「バカ」という一言に惑わされすぎじゃないかな?
とりあえず、「印象論で語るバカな人がいる」という事と「梅田氏の発言が刺激的だった」という事は分けて考えようよ。
「1ヶ月間だけ、思い切りがんば」ったその後
http://anond.hatelabo.jp/20081025110907
を書いた増田です。
いろいろ反応くれてありがとう。
はてなブックマーク - 「1ヶ月間だけ、思い切りがんば」ったその後
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20081025110907
大切なのは「一ヶ月思い切り頑張る」事じゃない
http://d.hatena.ne.jp/ululun/20081027/1225061832
はてなブックマーク - 大切なのは「一ヶ月思い切り頑張る」事じゃない - 煩悩是道場
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/ululun/20081027/1225061832
(まこれはululunさんへの反応だけどね)
頑張る事は良いことだけれども、頑張る事自体が目的じゃないし、目的化も出来ない。
「勇気」が持続しないのは、勇気を持続させる事自体が目的化しているから。
何故「勇気」が必要なのか。勇気を持とうとするのは何故なのか。
自分はどうなりたいのか。
そうした具体的な事を。なるべく広く高い視野から考えると良いんじゃねえの?
正論。
かつ、「なるべく広く高い視野から考え」れる人はたぶん自己啓発なんていらないよね。
「知恵をもらうというスタンス」をとれる人もたぶん本当には自己啓発なんていらないよね。
すがりつくようにしてしか、自分を賭けるようにしてしか、自己啓発はおそらく意味がないし、
だからこそ、啓発しそこなったときに、自己をえぐるような副作用もある。
メタメッセージくらい読み取れよバカといいたいのか、メタメッセージの問題性について語っているのかはわかんないけど
有村さんには、「メタメッセージを読み取れ」ない「バカ」を全力で擁護してほしいとおもう。
さて、わたしが知りたかったところの、
グリさんのエントリに(メタではなく)ベタに心を動かされたその後について書いているのは
id:Blue-Periodさんくらいだね。
そういう意味では、ベタに心を動かされた人たちのほとんどはその後について沈黙している(単に届いてないだけだとおもうけど)。
この沈黙に、なんというか、自己啓発の抱える闇があるような気がするし、恐ろしい感じがするんだよね。
みなさんはどう思いますか?
お前らさ、いい加減拗ねすぎ。
はっきりいってお前らが「フンだ!どうせ俺なんてアレなんでしょ!」とか拗ねても微塵も可愛くない。ウザいだけ。誰も「もう、何拗ねてるのよ」とか救いの手出してくれないから。いい加減現実みろ。ハリネズミ状態になってるなよ。
「どうせ○○したら、こうなるんだろ」「どうせ○○したらキチガイどもがこういってくる」「どうせ○○したら、俺なんて存在を無視される」「どうせ○○したら、非人間扱いされる」「どうせ○○したら……」
この間スーパーで見たんだよ。お前らにそっくりな奴。
「やだ!チョコ買わなきゃやだ!」
「家にまだお菓子あるでしょ。それがなくなったら買ってあげるから」
「やだっ!どうせ、なくなってもかってくれないんだっ!ずっとお菓子くれないんだ!ウワーン!」
↑お前らこの子供。
まるっきり。
大袈裟。ちょっと今日買ってくれないだけでこの先一生お菓子もらえないとか思い込む子供。お前らは。
子連れお断り→ヒステリーファミリーがギャーギャー騒ぎ出して俺たちの居場所がなくなる!!!(お前ら予言者?)
痴漢よりはるかに件数の少ない痴漢冤罪→もうだめだ!!男であるだけで人生終わりだ!!!!(それを心配するより交通事故心配しろよ)
イケメン美女カップル→どうせ顔なんだ、顔なんだ、俺なんかもう生きてる意味ないんだ!!!
ひたすらウゼぇ。
それ相応のダメージだけくらえよ。
擦り傷一つこさえたくらいで「俺の命ももうあと三日か」的な事を言うのもうやめろ。
それはお前らなりのハリネズミ型自己防衛なんだろうが、はっきりいって不毛。そんなことし続けてもお前らの人生よくならないし、俺ら的にも迷惑。何一ついいことない。
いい加減お前らもいい年なんだからさ。
あったことはあるがまま受け止めるくらいしようや。過剰に反応するでもなく、しないでもなく、それ相応の反応をしようや。擦り傷なら擦り傷の反応を。骨折なら骨折の反応をしようや。擦り傷一つで死ぬ!みたいなこというのも、骨折してるのに無駄に頑張って会社くるような真似も、どっちも「バカ」なだけなんだよ。いい加減そのことに気付かないか?
お前らみたいな「拗ね」なんて、誰も受けいれてくれねーから。いっておくけど。
漫画の中で可愛い子が「どうせ私なんておっぱい大きくないから!男は皆おっぱい大きいのが好きなんでしょ!」っていうのくらいだから。受け入れられるのは。
リアルの、それも大の大人の「拗ね」ほど厄介なもんってねーわ。
お前らちっとは成長せえよ?ちょっと精神年齢が子供すぎだろ…。「拗ねる」なんて普通12歳くらいでクリアしてる事柄だろうに……
先月末に放送された、某局の毎年恒例日がな一日テレビが遠回しに言って嫌いである。
面白くないとかマラソン意味ねえとか偽善的だとか、そういった理由はよく挙げられるが、
友人との会話の中で「なぜ嫌いか」の答えにたどり着いた。
先日の放送では、遺伝的要因による皮膚の疾患をもつ子どもたちが取り上げられていて、
当人や家族の苦しみとそれに負けずに明るく生きる子どもの姿が多くの反響を呼んだようだ。
内側で外側で奮闘している人がいることも、
いわゆるテレビの力で弱者救済に一定の成果をあげることも頭では分っていたのだ。
だが映像を見て、彼らの素顔をみて、チャンネル変えようかと思うくらい衝撃を受けた。
彼らを「きもちわるい」と感じるのは許されないと思っているし、
ましてや口に出す人が居たらそいつの良識を疑い「最低」「不謹慎」タグで固定するだろう。
だが実際自分は内心おおいに衝撃を受け、恐怖を感じ、
彼らに寄り添い共に歩む気にはとてもなれなかった。
自分が小学生の時、11歳にもなる同級生たちが図書館にあった被爆者の写真集を見ながら
爆笑していたのを目撃した。
どこが面白いのか訊くと表情だという答えが返ってきたが、
同意できず、その輪には入らなかった。
高校に入学すると、
他校出身の同級生たちが「しんしょ」という単語を
どちらの場面も彼らにとって、何の気なしの悪意なき言動だったかも知れない。
だが自分の中での彼らの評価は大いに下がり、心底嫌悪した。
だからこの番組を見てると
「結局お前は障害者きめぇとふれまわる奴らと同レベルの最低人間だ」、
そう言われた気にさせられる。
過去の同級生たちのように
表出させないだけ余計に姑息で陰湿で偽善なんじゃないかとさえ感じてしまう。
似たような方向性で、毎年毎年
「どこか恵まれない人が周囲の協力と愛情の中で懸命に生きる」を繰り返す。
その度自分への「最低」タグ固定を強いられる。
自分を嫌いにさせられる。
自分内評価の下落を強いる番組なんぞ好きになれるものか。
それが答えだ。
じゃあ見なきゃいいだろ糞がと言われるだろうけど。
「もー、バカなんだから☆」でも「バカって言われた……酷い……傷ついた。これは言葉のDV」とか言われる可能性もあるんだよね。
それはいくらなんでも極端な例だろう……。と思ったけれど、それは「バカ」っていう言葉に特別な悪い思い出がない自分にとってそうであるだけで、「バカ」にありえない嫌な思い出がある場合は「極端な反応」と断言することも出来ない。そして、その「バカに関する嫌な思い出」を知っていた上で相手が言ったのであれば、これはどこから見ても──ということになるかと。
それに変な話、言われたことは受け止めようによってなんとでもできなくもないけど(たとえば「カス!クズ!」って言われても、「そんな言葉を吐かなきゃいけないような可愛そうな精神状態ワロスwwwww」的な感じで)、殴られた事実はどうにもならんし。
言葉を言われた事実もどうにもならんことも多々あるよ。そして、言葉で受けた傷は体に受けた傷より見えない分、慎重になることがあっていいような気がする。
あと酷い言葉は確かにいたいのだろうけど、やはり殴られたり、蹴られたりする痛みとは、比べ物にならないと思う。
そうとも言い切れないよ。いきなり自分の話をもってきて恐縮だが……妹が母親に両方のDVを受けてたけれど、体の傷はまったく残っていないようだが、心の傷はかなり残っている。受けた側の(この場合妹の)性格にもよるだろうけどな。
でも何度も言うように「だから殴る方がマシ」という結論にしたいわけではない。両方悪いという話。
http://anond.hatelabo.jp/20080614191502
正確に言うと、別に「法的にしてもいいかだめか」くらいの究極的な意味なら、勿論「話・議論の流れをぶち壊す」ってのもしてもいいっちゃいいけど、普通はやらない。
僕達としては、非常に迷惑なんだ。分かってくれるかな?
「普通は」とか「僕達」とか無批判に使いすぎじゃない?それを自覚してるならそれはそれでまあ問題はないよ。でも「おまえ空気読めよ」って罵倒したいだけなんでしょ?
横入りするけど、「何書いてもいい」っていう「何」は、「話題」だと思うんよね。
増田は何の話題を書いてもいいさ、そりゃ。
でも、話の流れというのかな。議論の流れというのかな。そういうのをぶち壊してもいい、ってわけじゃないと思うんよね、いくら増田でも。いや、正確に言うと、別に「法的にしてもいいかだめか」くらいの究極的な意味なら、勿論「話・議論の流れをぶち壊す」ってのもしてもいいっちゃいいけど、普通はやらない。なぜなら、しても意味がないし、「バカ」と思われるだけだからさ。
要するに君はさ、「ああバカだよ。関係ないこと突然言ったよ。それが何か?議論の流れなんて分からないもん。でもただいいたいこといっただけだもん。オナニーしただけだもん。感情的に突発的に公開オナニーしただけだもん」って言ってるに等しいんだけど、それを自覚してるならそれはそれでまあ問題はないよ。でも君は自覚しているとは思えないんだよね。だからますますバカなんだけどさ。そういう救いようのない君のようなバカの言葉でも、またさらに君くらいの「バカ」が、「うむもっともだ!」って勘違いして、ますます多様のバカどもを生み出していくから、僕達としては、非常に迷惑なんだ。分かってくれるかな?
別増田だけど、元増田の印象は、素直でないというより生意気って感じだなぁ。
男と女が惹かれあうのは動物のサガで、それに意味を与えるのが恋愛っていう人間のための物語でしょう。
元増田みたいにリスクを考えて恋愛を否定するって言うのは非常に動物的でなく、超動物的というかいっそ人間らしいと私は思うよ。
とても恋愛する気になれない。
なんで皆恋愛できるの?
金と時間の浪費・妊娠・性病・ヤり逃げ・デートDV・デートレイプetc
結婚したらしたで
DV・姑バトル・姑舅の介護・浮気・家事一方的にやらされる・結婚したら女に対する態度がコロっとかわって見下し始める・離婚したくなっても子供生まれたらできない、あるいは離婚しても地獄・子育ておしつけられる・夫と子に我慢して奉仕して人生終わりetc
とかそういう可能性考えるととても出来ない。
一つ一つの可能性は低くても全部考えるととてもとても。特に結婚なんてありがちすぎて笑えもできない。なんで本当結婚とかするのかわかんない。たいていろくな結果になってないじゃん。
「そんな人を選ばなきゃいい」っていうかもしれないけど
そんなことどうやって判断できるのか。
現実、こういった被害にあってる人たちは最初からそういう人だと思って付き合ったわけじゃないわけだし。
付き合うまで優しくしておいて付き合い始めたら酷くなるってパターンが多い中、「見極める」なんて可能なのか。本当に。
大体それをかいくぐってまで、仮にそういうことをしない人と付き合ったところでその苦労をかけるほどのメリットがあるかって言うと無いし。メリットデメリット、なんていうと、「恋愛って好きな人とするものだよ?」なんてケータイ小説みたいな事言ってくる人がいて困る。そんな幻想みたいなこと言われてもな。そんなもののために上の多大なリスクをかけてまで挑む気もわかんないし。愛とかなんとかそういうの味わいたいなら別に恋愛じゃなくてもいいわけで。なんでわざわざよりによって恋愛…?訳がわからん。
でも皆なんだかんだ付き合ってるんだよね。不思議でならない。
普通に考えたら女側に恋愛するメリットってなんら無い気がするんだけどなぁ。なんでそうやたらに性を安売りしてるんだろ。男どもが「安くセックスできる」って喜んで調子に乗るだけじゃん?それを「バカだ」と言って笑うのは簡単だけど、彼女達はもしかしたら「恋愛」なんていう物語の中に自分を落とし込まないと最早生きていく楽しみがないのかもしれない、そう考えると悲しくてとても「バカ」とは言えなくなる……
先に怒ったのは私。
きっかけは私が仕事でささいなミスをした、という話題だったのだけど、要約すると「お前みたいなクズなんかがいっちょまえに恋愛なんてするからだ」というような事を、彼女が言いましてね。
ちなみにこれ、全然流れと関係ない発言です。私の恋愛と私のミスとは繋がっていない。なんでそんな発言でたのか、私にも分からない。
普段から「しねばいいのに」とか「空気が読めない」とか「バカ」だとか(普段のこれらの暴言は、彼女なりの私に対する甘えとかジョークとかそんなもんです)言われなれてるとはいえ、流石にスルーできず、「それは言い過ぎだし、そもそも今の話題とは関係がない」と怒ったら、「お前にそんな事言う資格はないよ」と返されましたので、人前でキレるよりはマシかと、以降話しかけませんでしたという話。
どうも彼女は頑固者で、自分が一番正しいと思っていて、人に謝るって事ができない上、口がすぎるところがある人なので、向こうから折れないだろうなっていうのは、容易に想像がつく事なんです。
しかしまあ、今日は私も頭に血が上っているので、明日以降にフォローいれて、やんわりと謝罪だけはさせる方向に持っていこうかなあと、そんな感じで帰宅したらですね。
mixi日記で事の顛末、というか、私への恨み節と愚痴を晒しあげ。
やると思ってたよ。別に初めてのことじゃない。この直前のは何だったっけ、ちょっと気になる子がいてさ、今たまにメールしてるんだよねーって話した時だ。
「私はあいつのためにこんなにこんなにしてあげたのにあいつは恩を仇で返す!」って感じだったけか。
一番最初にやられた時、それはこっちも傷つくし、端から見ても見苦しいから文句があったり怒ってたりするなら直接言えってな事をソフトに言ったんだけど、「お前はバカだからああでもしないと分からないだろ」で終わりだったもんなあ。
勿論、納得できない。そんな事されなくても、直接言われれば分かる。もめ事が解決すりゃ削除してくれるので、まだましかな。
実際、彼女にはとても世話になっているんだ。
私が給料もまともに払わないようなろくでもない会社に勤めていたころ、「落ち着いてからでいいから」って生活費を助けてくれたのは彼女だった。彼女の救いがなかったら、私、今頃風呂に沈んでいたかもね。
それに、「そんなろくでもない会社辞めた方がいいよ、待遇だけなら大分マシだから、うちにおいでよ」って、ぼろぼろになってた私を見かねて、今の会社に誘ってくれたのも彼女。その為に、色んなところに頭下げてくれたのも知ってる。
彼女の為なら、何だってするよ。金寄越せってんならくれてやるし、自分より先に男つくるなっていうなら一生一人でいてやろう。死ねと言われたら死んだっていい。
そんくらい、恩義を感じているし、大事で、大好きな友人だ。嘘じゃないぞ。本当だ。本心から言っている。
だって、実は今の会社でろくでもない不倫カップルの直接被害をくらって精神が疲弊している事も、共通の趣味を持つ知り合いで、とても尊敬してた人から裏切られて、大好きだった趣味も続けられなくなるほどのダメージを受けた事も知っているからさ。
本当はいいやつなんだ。底抜けに明るくて、ちょっと口は悪いけど、人の話を親身に聞いて、助けになれないかって必要以上に頑張っちゃうやつでさ。
彼女は今すごく辛い時期なんだよ。私に対して、誰にも言えなかった罵詈雑言をぶつけないと、どうにもなんないくらい疲れちゃってるんだ。
結局、予定より早くフォローをいれる事にした。
私は明日休みだが、彼女は出勤なので、「返信は無理しなくていいよ」と添えた上で、メールで。
「私が怒ったのは、あなたがひどい事を言ったからだよ」と。「今日の午後に話しかけなかったのは、あれ以上ひどい言い争いをしたくなかったからだけど、でも無視したのは悪かった、ごめんね」と。
返信は、すぐにきた。
「私はあんたのためにこんなにこんなにしてあげたのにあんたは恩を仇で返す! 私には何もなくて、利用されるだけされて、全て奪われてく!」
……いやもうなんか、謝ってもらうどころじゃないや、これ。どうしてこうなっちゃったのかなあ。いつからだっけ、彼女がこういう風に言うようになったのって。
私は全然幸せじゃないと、あんたは幸せそうで結構だと、そうも彼女は言う。
食の、生活の、車の、衣服の心配をした事がない事、仕事でだって認められているし、趣味の方面でだってあなたは色んな人に熱烈に慕われていたじゃないか。
もういいや、謝罪なんて期待しない。私は、あなたが心穏やかに、幸せに過ごす事を願っているよ。
それが私が一番平穏で安心していられる事なんだから。
正直な話、なんでもすると、助けになりたいと思う一方で、少しだけ疲れてもいるんだよね。
恩義を感じているし、大事で、大好きで、ずっとつるんでいたい友人なのは間違いがないんだけど。
別にハルヒ厨をからかうのが目的じゃないんだがな……そもそもは単純に「ハルヒってスイーツじゃね」って言いたかっただけで。ハルヒ厨をからかうのは敢えて言うなら「副産物」だ。
それはさておき
まず、批判される「スイーツ」って
こんな感じだろ。
この、
はどっから来たんだ?
「つまらないけど面白いと信じ込む」って本当にそうなのか?こんなの初耳なのだが。
単純にハルヒと同じように「つまらない、じゃあ色々やってみよ」そうしたら、「うわ、案外楽しいね!」なのかもしれないだろ?
それは俗に言うスイーツたちの行動からは押して計れない。彼女達がどう感じているのかはわからない。本当に単純に色々やってみたら「楽しい」と思ったのかもしれないし、勿論君の言う通り「本当はつまらないけど面白いと信じ込ん」でいるのかもわからない。
それは行動からは分からない、色々な内面が考えられるのに、その中からわざわざそれを選んでいるってのは、そもそも今ハルヒと分けるため、ハルヒの方がまだマシなんだよって事をいいたいがために都合のいい選択をしただけなんじゃないのか?と思えるのだが。
大体、「面白いと信じ込む」ことが、「バカ」なのか?
面白いつまらないというのは絶対的なものじゃなく、つまらないことでも皆でやれば面白かったり、とても流動的で相対的な物だろう。つまらないけど、「敢えて」楽しむよう頑張っている可能性もあるわけだ。幸せだから笑うのではなく笑うから幸せなのだというのはよく言われる格言だが、それと同じくあんまり面白くなくても皆で面白そうに笑っていれば本当に面白くなる事だってあるだろう。例えばそういった努力はバカなのか。すぐにやってみて「つまらない、次」と周りを振り回すだけ振り回していつも不機嫌面のハルヒとどちらがいいかといえば、簡単には答えられないだろう。それは各々の「頑張りどころ」の問題でもある。
ハルヒはまだ中ニ病を患っているため、「自分をドドーンといきなり面白く変える何かが現れる」となかば宗教じみた信仰心があるゆえに、そうやって次へ次へといくわけだが、スイーツたちはそのような中ニ病は既に発症していないゆえに、もはや「そんな自分を突然変えてくれるような何かが現れる」なんて子供じみたことは考えていない。追いかけても無駄だ、とある種悟っている。だからこそ「この辺で楽しんでおこう」という戦略的思考停止をしている、そういうスイーツも(こうやって書くと仰々しいが、誰だってある程度はしていること)多数いるだろうと思われる。ハルヒは単に、子供だから次へ次へと「自分の世界をぱぱーっと変えてくれる何か」探しをやっていられるだけだ。超能力者だの未来人だのなんだの。大人はそんなものないと気付いている。信じたくても、それ以前に生活がある。
ハルヒはただ待っているだけだもんな。自分の世界を面白くしてくれるものを。大人のように無駄だと悟って諦めるのも嫌だし、かといってこの世界で面白い事を作るわけでもない。ただ待っているだけだ。その「待つ」行動が少しアクティブなだけ。基本的に他力本願。超能力者や未来人や宇宙人に面白くしてもらおうとしているだけ。自分で面白くしようとはしない。それがハルヒ。頑張りどころが間違ってるんだよな。
あの揉め事の発端となる、怒った理由がそこには書いてあった。これはAさんの日記だ。
Aさんとは揉め事の当事者でもあり、引き金を作り出した彼女だ。
理由。これを書いたとき、どんな気持ちで告白したんだろうか。
「揉めてしまって済みません」か「なんでみんなわからないんだ」か。
Aさんの書いたコメントから、文章の裏に潜む意志を確認することは出来なかった。
『Bさんは若者にバカにされた経験から、モバイル文化をバカにしまくっていた。そして、そのモバイルで「スパムは成立する」と書いてあるのを見てカチンと来た』。
前後の内容はともかく、どうして若者にバカにされた経験からモバイル文化をバカにするのか。
また、特定の人を名指しで「モバイル文化をバカにしまくっていた」とある。
何かの文章を見て「ああ、バカにしているな」と感じていても、それは読んだ自分の感想であり、文章ではバカにしている内容は一切ないはずだ。文章に「バカ」と書いていない限り。
ということは、気づくだろうか。ただの陰口だということを。
無能な味方は敵より厄介であり、それをどうするかが問題だ。無能な味方はバカなので、敵側につけいる隙や相手にしない口実を与えてしまう。そして敵側は無能な味方を相手にしたほうが楽なので、敵側は無能な相手をこちら側の代表として扱い、結果敵側の勝利となる。ダウンロード違法化もこれと同じだ。内容を理解しない反対意見ばかりで、相手に無視する口実を与えた。ダウンロード違法化がきっかけでこのようなことを考え始めたので、著作権にかかわる議論が例にあがることが多いが、無能な味方が厄介であるというのは著作権にかかわる議論だけではない。ネット上における争いでも無能な味方が厄介であることは多いだろう。例えば何かの議論でマナーの悪い「無能な味方」のせいで「味方」全体のレベルが低いと認定され、いやな思いをした人も多いだろう。無能な味方は敵よりも厄介である。しかし厄介であると嘆いているだけではだめだ!「無能な味方」をどうにかしなければならない!
さて無能な味方をどうするか考える上できちんと無能な味方とはなにかということを考えなければならないだろう。無能な味方は一言で表すなら「バカ」であるが、具体的には次の特徴があると考えられる。
まず無能な味方は印象で者を考える。事実の一部だけを取り出して、妄想で埋め合わせるのである。例えばダウンロード違法化ではダウンロード違法というだけで、すべてのダウンロードが違法になると考える「無能な味方」が続出した。この「無能な味方」は著作権を侵害している文章や画像のダウンロードでも違法になると考え、ダウンロード違法化に恐怖し、強硬に反対した。一部は文化庁のサイトを違法サイトと認定したり言論統制が起きるいう過激な主張したりした。しかしダウンロードが違法になるのは録音、録画、普通に言えば音楽や動画だけであるので、こうした意見は間違いであった。このように「無能な味方」は事実の一部だけしか知らず、あとは自分の妄想によって思考するというパターンがあると推測される。また事実の一部だけしか知らないことから、好奇心がないか誠実でないことが推察される。普通の人であれば、批判をするときはきちんと調べる。しかし「無能な味方」はそうではなく、事実の一部だけしか知らない。このことから「無能な味方」は議論に対する態度が誠実でないことが伺える。また「無能な味方」の思考パターンは二元的であり、自分を批判するものは敵であると考える。だから「無能な味方」の無知を指摘しようとする「味方」の意見までも敵側の意見とみなす。例えば自分はよくJASRAC職員であると認定される。なぜなら「JASRACというよりも著作権法がそもそもおかしい面がある」「JASRACは二次創作とは関係ない」などの主張をするからだ。ネット上ではJASRACは嫌われ者であるが、間違った批判が数多くある。私はJASRACを肯定する気はないが、間違った認識でものを考えてもしょうがない。また議論において「その認識は違ってる」と相手に指摘されるリスクがあるので、間違った認識は間違っていると指摘する。しかし「無能な味方」はそれを聞こうともせず、JASRAC職員と認定する。ダウンロード違法化でも上記のような間違いを指摘し、そのような認識に基づく批判は間違いであると主張したが、既得権益の工作員であると認定された。「無能は味方」は自分を批判するものは敵であると考える性質があるようだ。このような「無能な味方」は三つの特徴を持つと考えられる。
「無能な味方」に関する分析が終わったので、次に対処を考えよう。これには決定的な対処法はない。事実ではなく想像でものを考える。しかも「無能は味方」は自分を批判するものはすべて敵だと考える。こうしたバカにはなにをいっても無駄だ。だから決定的な対処法はない。
やっぱり「無能な味方」は厄介だ・・・。あれ?
石川啄木が好きで好きで仕方ない娘と話した。面白かった。普通に定期入れに写真とか入れて持ち歩いてる。教科書に載ってたみたいな白黒写真。ちょっと話題振っただけで娘、超ハイテンション。すごいベタ惚れなので感動した。嬉しそうな娘を見ると俺も嬉しい。
俺「啄木ってあれだろ、【我泣き濡れて蟹と戯る】」
娘「そうそう!」
俺「上の句なんだっけ」
娘「浜! 浜!」
俺「ああ、【石川や 浜の真砂は尽きるとも 我泣き濡れて蟹と戯る】」
娘「殺すぞ!」
笑ったわ。で、そこから石川啄木って有名?って話しになって、俺は「いや普通石川啄木知らんだろ、名前程度で」って言ったら娘反論。啄木はメジャーだと言い張り一歩も譲らない。じゃあってんで周りの奴に聞いてみた。石川啄木ってどうよ?
友「あーあれだろ、蟹の」
娘「そうそう!ほら知ってる知ってる!!!」
友「なんだっけ、蟹と」
俺「【白河の 水の清きに耐えかねて 我泣き濡れて蟹と戯る】」
娘「おまえいいかげんにしろや!」
しかし石川啄木って言えば人間の屑だ。太宰治とタメ張るくらい人間の屑だ。【太平の 眠りを覚ます上喜撰 我泣き濡れて蟹と戯る】って言うくらいだから、黒船が来ても泣きながら蟹と遊んでたんだろう。そのくらいダメだ。そこんところ娘としてはどうなのか聞いてみた。
娘「すっごいよね!ほんと人間の屑だよね!」
なんかのスイッチが入った。そのあと金田一京助から借金する話しなんかを延々聞かされた。どうも、ハレー彗星が来たらしい。当時は彗星の尻尾に毒があると思われてたから、彗星が通過する間は息を止めなきゃいけないってデマが飛び交ったそうである。啄木はそのためにチューブの需要がめちゃくちゃ増えると思ったんだと。で、それを仕入れて大儲けするって言い張って金田一京助から金を借りたらしい。
俺「……バカ?」
娘「バカ」
そりゃ泣きながら蟹と遊ぶしかなかろう。よくわからんが、娘はそういうダメなとこも含めて啄木が大好きらしい。同じ時代に生きてたらごはん食べさせてやりたいって言ってた。なんだこの女。
そうやって啄木のことばっか言ってたら、ちゃんと読んでる奴が話しに混ざってきた。そいつは啄木いまいちらしい。「【十四の春にかへる術なし】はセンチすぎるだろ」てきなことを言った。そこで娘がブチ切れですよ。おまえが啄木の何を知ってるんだと。確かに啄木は駄目だ。自意識過剰でセンチで人付き合いがもろくにできない人間の屑だ。でも屑にしか書けない美意識ってものもあるんだと。もう懇々とマジ語りですよ。俺ら黙って聞くしかないじゃないですか。しばらくしてからようやく許してもらって、帰り際に一握の砂を渡された。四冊あるうちの一冊らしい。
生きて動いてるヤンデレを初めて見たので面白かった、という話。
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第二回ファック文芸部杯 参加作品 (g:neo:id:xx-internet:20071203:p1)