2007-12-30

無能な味方への対処方法

無能な味方は敵より厄介であり、それをどうするかが問題だ。無能な味方はバカなので、敵側につけいる隙や相手にしない口実を与えてしまう。そして敵側は無能な味方を相手にしたほうが楽なので、敵側は無能な相手をこちら側の代表として扱い、結果敵側の勝利となる。ダウンロード違法化もこれと同じだ。内容を理解しない反対意見ばかりで、相手に無視する口実を与えた。ダウンロード違法化がきっかけでこのようなことを考え始めたので、著作権にかかわる議論が例にあがることが多いが、無能な味方が厄介であるというのは著作権にかかわる議論だけではない。ネット上における争いでも無能な味方が厄介であることは多いだろう。例えば何かの議論でマナーの悪い「無能な味方」のせいで「味方」全体のレベルが低いと認定され、いやな思いをした人も多いだろう。無能な味方は敵よりも厄介である。しかし厄介であると嘆いているだけではだめだ!「無能な味方」をどうにかしなければならない!

さて無能な味方をどうするか考える上できちんと無能な味方とはなにかということを考えなければならないだろう。無能な味方は一言で表すなら「バカ」であるが、具体的には次の特徴があると考えられる。

  • 印象でものを考える
  • 誠実でない、好奇心がない
  • 自分を批判するものは敵であると考える

まず無能な味方は印象で者を考える。事実の一部だけを取り出して、妄想で埋め合わせるのである。例えばダウンロード違法化ではダウンロード違法というだけで、すべてのダウンロードが違法になると考える「無能な味方」が続出した。この「無能な味方」は著作権を侵害している文章や画像ダウンロードでも違法になると考え、ダウンロード違法化に恐怖し、強硬に反対した。一部は文化庁サイトを違法サイトと認定したり言論統制が起きるいう過激な主張したりした。しかしダウンロードが違法になるのは録音、録画、普通に言えば音楽動画だけであるので、こうした意見は間違いであった。このように「無能な味方」は事実の一部だけしか知らず、あとは自分の妄想によって思考するというパターンがあると推測される。また事実の一部だけしか知らないことから、好奇心がないか誠実でないことが推察される。普通の人であれば、批判をするときはきちんと調べる。しかし「無能な味方」はそうではなく、事実の一部だけしか知らない。このことから「無能な味方」は議論に対する態度が誠実でないことが伺える。また「無能な味方」の思考パターン二元的であり、自分を批判するものは敵であると考える。だから「無能な味方」の無知を指摘しようとする「味方」の意見までも敵側の意見とみなす。例えば自分はよくJASRAC職員であると認定される。なぜなら「JASRACというよりも著作権法がそもそもおかしい面がある」「JASRAC二次創作とは関係ない」などの主張をするからだ。ネット上ではJASRAC嫌われ者であるが、間違った批判が数多くある。私はJASRACを肯定する気はないが、間違った認識でものを考えてもしょうがない。また議論において「その認識は違ってる」と相手に指摘されるリスクがあるので、間違った認識は間違っていると指摘する。しかし「無能な味方」はそれを聞こうともせず、JASRAC職員と認定する。ダウンロード違法化でも上記のような間違いを指摘し、そのような認識に基づく批判は間違いであると主張したが、既得権益の工作員であると認定された。「無能は味方」は自分を批判するものは敵であると考える性質があるようだ。このような「無能な味方」は三つの特徴を持つと考えられる。

「無能な味方」に関する分析が終わったので、次に対処を考えよう。これには決定的な対処法はない。事実ではなく想像でものを考える。しかも「無能は味方」は自分を批判するものはすべて敵だと考える。こうしたバカにはなにをいっても無駄だ。だから決定的な対処法はない。

やっぱり「無能な味方」は厄介だ・・・。あれ?

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