2024-06-29

アメリカ都知事選

仕事や家庭の事情半年一年単位で日米を往復する生活を送っている。

半年はあっちで過ごし、残り半年日本で暮らす、みたいな。


そんな自分都知事選殺伐とした空気を感じて思うのは、日本アメリカみたいになってしまっているって事。


あちらでもトランプ支持者、ってのを公にすると、日本みたいにキャンセルカルチャーが発生する事はありがちで

日本みたいに津田大介だか勝部元気みたいなアルファ扇動して個人企業攻撃するのも普通にある話。

から隠れキリシタンならぬ隠れトランプ支持者、みたいなのは普通にいる。

ぶっちゃけて言えば自分家族及びあちらの親類がそうだ。

本当は今の政権なんてクソだと思ってるけど、それを表面に出すと色んな所から石が飛んでくるから、黙っている。

というか黙らされている。


そんな人達をQアノン日本で言う所の暇アノン呼称して公然差別する言論はのさばっているし

実際の所Qアノン危険性が無いかとか言われればそれは否定出来ない。

トランプ個人的にはあまり支持出来ない類の思想だ。


しかしながらアメリカ人達と関わって痛感するのは

やっぱバイデン支持層ってのは日本で言う所の上野千鶴子津田大介、及びその支持者って感じなんだよね。

と言った現在は裕福であったり、尚且つ産まれもそれなりに恵まれている、中流以上の出身が多い。

そういう連中が、中流かそれ以下のラインで生きている人々を顧みる事って基本無い。

軽んじたり、直球で差別してくる事はあってもね。

トランプは、そんな軽んじられ黙らされてきた一般市民代弁者アイコンとして登場した。

少なくとも支持者はそう考えている。

「俺ら」の存在黙殺してきた連中を、アイツなら蹴散らしてくれると。


バイデン支持者とトランプ支持者。

中流以上の「上級国民」と、それ以外の人達

フェミニストインセル

左翼リベラルとそれ以外の人達

対立根深く最早修復は不可能だと感じている。


少なくとも日本では、今はまだ社会の理性が働き、お互いに殺し合う様な深刻な対立は無いが

まるで黒人社会白人社会の様に、同じ社会を生きている筈なのに見えている世界はまるで違うし

お互いの事を敵視している人間が多いのはどうしようも無い事実だ。


アメリカでは何度か壁が決壊し、その度に血が流されてきた。

東京都知事選で改めて浮き彫りになった社会の層の断絶が、アメリカの様に血を流さない事を祈るしか無い。

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