2024-06-16

TSUTAYAが無くなった後の映画文化はどうなるのか

10年ほど前田舎のTSUTAYAアルバイトをしていたので、TSUTAYAが無くなってしまうことについて思うことが色々とある

Netflixなどのサブスク動画配信サービスにはコンテンツが少なすぎる。TSUTAYAに行く文化が無くなってしまたことにより、ライト消費者が見る映画選択肢が少なくなっている。試しに、DVDレンタルサービスであるTSUTAYA DISCASの2024年5月レンタルランキング基準に、動画配信サービス配信状況を一覧化してみた。

ランキングタイトルNetflixU-Next
1位アクアマン/失われた王国なしレンタル(399円)
2位オペレーションフォーチュンなしレンタル(399円)
3位バッド・デイ・ドライブなしレンタル(399円)
4位ウォンカとチョコレート工場のはじまりなしレンタル(399円)
5位ロスト・フライトなしレンタル(399円)
6位怪物木こり配信ありレンタル(399円)
7位ミステリと言う勿れなしレンタル(399円)
8位翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてなしレンタル(399円)
9位THE FIRST SLAM DUNK配信あり(独占配信なし
10アナログなしレンタル(399円)
11ヴィレッジ配信あり(独占配信なし
12コンクリートユートピアなしレンタル(399円)
13位ゆとりですがなにか インターナショナルなしレンタル(399円)
14位おまえの罪を自白しろなしレンタル(500円)
15位カンダハル 突破せよなしレンタル(399円)

DVDレンタルランキング15位以内のうち、Netflixにはたった3つしか配信されていない。U-Nextについては見放題コンテンツは1つもなく、有料レンタルのみだ。さらに厄介なのはNetflixが一部コンテンツを独占してしまっているため、U-Nextやその他のプラットフォームを利用しているユーザが有料でコンテンツを楽しもうとしてもできない状態になってしまっている。

サブスク見放題のコンテンツが膨大にあるため、有料コンテンツランキングに乗ってこない。U-NextUIは悪くはないし、新作のランキングも見ることができるようになっているが、DVDレンタルランキング比較すると違和感がありあまり参考にならない。有料でコンテンツを見ようとする人が少なすぎるせいなのだろうか。

ネット配信で多くのコンテンツ安価アクセスできる環境は整ったのに、結果的ライト層が新作映画を見ない文化が出来上がってしまったように感じる。少なくともNetflixTSUTAYA代替にはなっていない。U-NextApple TVには新作コンテンツが多いので頑張って欲しいが、YouTubeTikTok等膨大な無料コンテンツがある中、有料コンテンツ映画を見る人が増えるとも考えにくい。

今更TSUTAYAに行きたいという考えは全くないし、無くなって然るべきと思うものの、映画文化が縮小していくような寂しさも感じている。

  • ネトフリとかアメリカ文化の押し付けみたいなサイトは日本からとっとと出ていってもらいましょうよ。 日本人には日本のサイトの方が合ってるのは明白

    • でもネトフリは刃牙とかケンガンとかやるからなあ

      • (ネトフリ以外で) 刃牙が見れるサイトは? 『グラップラー刃牙』を配信中のサービス|無料で視聴できるサービスも! TSUTAYA DISCAS. DMM TV. U-NEXT. Amazonプライムビデオ

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