2023-10-25

トイレ性別ではなく合理的要件で分けるべき

性別変更時の生殖不能手術要件違憲ということでが世間を賑わしている。私個人としては、戸籍上の記載変更に侵襲性の高い手術を必須とするのは個人人権を侵していると思うからこの判断には賛成である。反対派は、男性器をぶら下げた人間女性トイレに入ってきていいのか!などと言っているが、これはトイレなどを性別で分けるという発想自体おかしい。つまり何が言いたいかというとトイレ性別ではなく機能で分けるべき、ということである

少し前に"東海道新幹線男性専用・男女兼用・誰でもトイレ3室で女性専用がない!女性専用を作るべき!という主張への諸々の反応"(https://togetter.com/li/2181429)というまとめがあった。これはとある女性が、新幹線女子専用がないから今の兼用トイレ女性専用にすべき、と主張したところから始まる。確かに数だけ見れば男性優遇に見えるのでその女性意見もわからなくはない。しかしながら男性諸君ならわかると思うが、この意見は決して採用してはならない。男性専用トイレは立ち小便専用なので、男女兼用トイレ女性専用にすると男性は大便ができなくなり、月曜朝の新大阪ではウンコを漏らす出張サラリーマンが続出することになる。件の女性男性トイレを詳しく見たことが無いのでそう思ったのだろう。このような誤解は性別ベースの「男性トイレ」ではなく機能ベースの「立ち小便用トイレ」としておけば生まれなかったはずだ。

新幹線以外の一般トイレにしても、性別でわける問題は大きいのではないだろうか。自認では女性なのに女性トイレから締め出されるから個人尊厳が損なわれる。故に機能ベース合理的要件で分ければよい。

男性にはペニスがあり手早く立ち小便できるので、男性便器を設ければ回転効率を上げて混雑を防ぐことができる。これが男性トイレを設ける理由である。従って、これは機能ベースで「立ち小便兼用トイレ」と呼ぶ方が正しいだろう。また、なぜ女性トイレがあるかというと、トイレのような無防備空間ペニスを持った人間侵入すると、性犯罪が起こりやすくなるので、ペニスを持たない人間保護するためだろう。つまりペニスという危険物の持ち込み禁止区域である海外映画などではVIPルームに入る前に銃を預けさせられるシーンなどを見たこともあるだろう。そういう発想である。昔の時代劇ではまさに「ここから先はお腰の物をお預かりします」などというシーンもある。同じ腰のものではあっても、残念ながらペニスは取り外せないので、別室とするのが合理的となる。つまりトイレや浴場は「立ち小便兼用トイレ」と「ペニス(orペニスバンド等)持ち込み禁止トイレ」の2通りにすれば良い。

そもそもトイレとき個人アイデンティティを試すようなことがあっていいはずがないのである

  • 「侵襲性の高い手術」をしないとペニスをもって生まれただけの女性が「性犯罪が起こりやすくなる場所」に行くしかなくなるという最初の問題が解決してないのでは?

    • 「ペニスをもって生まれただけの女性」はペニス突っ込まれる穴が無いから安全では

      • 結局のところ侵襲性の高い手術をしない限りそういう風な扱いになるわけだから 手術をしないことに理解を示すようなポーズをせずに、素直に手術をしない限り女とは認められないって...

        • 戸籍上の分類は手術無しで認めたらいいと思うけど、性犯罪防止目的でペニス持ちを排除しているスペースに手術無しで入りたいってのは無理でしょ。

          • 現実的に考えて 女にしか見えない奴だったら女子トイレ入ろうが誰にも咎められないだろうし 男にしか見えない奴だったら女子トイレ入ったら通報案件になるだけで そこにペニスの有...

  • 性別変更時の生殖不能手術要件の撤廃→同性婚の解禁→同性間の偽装結婚による外国人の日本国籍取得→外国系日本人の増加→日本を日本人のものじゃなくする流れが見える

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