2023-09-20

ウクライナ戦争とBS局のニュース番組

ウクライナ戦争の報道量、BS地上波より圧倒的に多い。なんでだろう?

https://m-dojo.hatenadiary.com/entry/2023/09/17/114603


開戦当初からBS局の報道量は多かった

開戦から1年半経った2023年9月テレビ地上波ウクライナ戦争のニュース露出は少なく

一方でBS局の夜ニュースなどを見ると結構ボリュームで取り扱われている、という話

これ実は開戦当初からBS局のウクライナ報道は今以上に強かった

しかし多くのテレビ視聴者が見る地上波の、定時ニュースでも昼の情報番組でも

ウクライナ戦争がたくさん扱われていたために、相対的BS局は目立たなかった


BS局の夜ニュース構成

地上波の定時ニュースでは政治経済から芸能スポーツ天気予報今日ニュース全般を広く浅く扱う

ニュース番組の長さは昼は30分、夜で1時間

ウクライナ戦争の報道に割ける時間には制約がある

その中で専門家による解説時間は数分あれば長い方といえるだろう


昼の情報番組は大体2時間時間裁量は大きい

複数専門家スタジオに呼んで解説を求めたりすることもありニュース番組より詳しい話ができる

しかし、番組コメンテーターとして座っている何人かの素人にいちいちコメントを求める必要があり

情報密度は低くならざるをえない


BS局の夜ニュース

平日の夜に1時間から2時間という長さ、そしてワンテーマニュース番組

週に1度だがBS朝日では日曜スクープが同じ立ち位置だと思う

日曜スクープ | BS朝日

https://www.bs-asahi.co.jp/sunday_scoop/

つのテーマに絞って、司会と、局の解説員と、ゲスト専門家2名が放送時間めいっぱい使って解説できる

ある日はウクライナ戦争について、またある日は中国経済について

地上波との差別化BS報道をやる意味などを考えての各局番組作りだと思うが

言うなれば、長めのクローズアップ現代出演者と司会の交通整理がされた2時間テレビ

大人の視聴に耐えうるニュース番組作りだと思う


ちなみに既にご存じかもですが、防衛研究所高橋杉雄さんは防衛省に異動となりメディアでの解説などはこの先数年はできなくなるらしいです

https://www.youtube.com/shorts/tBrvJnRdIco


追記

求められている「今週のウクライナ戦況」は、どこかの局が初めからやっていれば継続事業として意義のあるものになったかもしれないが

ニュースとしての新規性が落ちた今になってから毎日チェックするほどではないけれどもまとまった情報が欲しいという程度のニーズに応えるために

わざわざコーナー立ち上げるとは思えないので

ISWや英国防衛省自衛隊デイリーリポートを週単位でまとめてAI要約・翻訳するのが目的にかなうと思う

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