2023-07-10

検察が頑張った結果起きた冤罪なら、必ずしも悪いことじゃないんじゃない?

袴田事件、村木事件について

袴田巌さんの再審検察有罪立証する方針を決定:朝日新聞デジタル

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASR797DZZR78UTIL006.html


袴田さんのニュース検察を悪く言っている人がいるね。

はてな以外では、日弁連が紹介しているこちらの村木さんの事件を思い出した人もいたみたい。

郵便不正厚生労働省局長事件(村木事件

https://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/visualisation/falseaccusation/case1.html


でも、検察冤罪を起こしたこと自体を悪く言うのは、おかしいと思った。

袴田さんも村木さんも気の毒だろうし、弁護団の熱意も凄いと思うけど、冤罪自体検察が頑張った結果起きる冤罪もあるのではないか

いい冤罪とまでは言えないにしても、検察が世の中を良くしようとした時に起きるしょうがない冤罪

弁護士ドットコムニュースを読んで、そう思った。

問題のない冤罪について

恋愛できなくなってしまう」15歳女子高生淫行逮捕40代男性から見た「刑法改正

https://www.bengo4.com/c_1009/n_16190/


弁護士ドットコムニュースでは、性犯罪法律社会問題に詳しい専門家インタビューして、以下のような見解を載せている。

SNS出会い系サイトなどインターネットを通じてつながる犯罪が増えていて、特に未成年の関与が増えている中で、法改正必要であり、遅かったくらいだとも指摘した。

時効延長されると冤罪が増えるおそれがあるとしても、性犯罪に限らずどんな罪でも罰則規定は何らかの抑止力になるために作られていますそれに付随して冤罪も生まれるでしょうけど、それよりも作るメリットが大きいと想定されている。だから問題だとは思いません

(太字は筆者)

この弁護士ドットコム記事を読んで、なんらかの冤罪が起きても社会が正しい方向へ動くなら、問題特にないんじゃないか?と思った。

犯罪被害者という一番弱い立場の人の人権を守るために検察が頑張ったのなら、悪くない冤罪というのもあるんだと思う。

弱い人の人権侵害した真犯人を捕まえるためなら、無辜の人が冤罪かぶっても仕方ない面もある。

弁護士特に人権問題を扱っている弁護士の多くはこの考え方(最低限の冤罪受忍論)に同意してくれると思う。

この数年間では、権力者密室で起こした性暴力事件があちこちの町、事務所会社などで問題になっており、人権問題として多くの弁護士が立ち上がった。

それらの事件の多くも、検察もっと頑張ってくれたら被害の拡大を防げたと思う。

  • 頑張ったかどうかで評価したがるのは頭おかしい。

  • やってもいない殺人や強姦の罪を一度おっ被せられてから同じこと言ってみて

  • 犯罪をでっちあげるくらいなら、証拠の認定が厳格すぎて犯罪を見逃す方がまだまし。 冤罪を避けるための迷宮入りなら良い迷宮入りである。

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