2023-05-16

自閉症の子を育てながら一ヶ月に4万字書いた。

Twitterで「創作活動を妻に報告したら活動休止要求された」というツイートが少し前に話題となった。

正直なところ、彼の家庭環境や奥様の置かれている状況。

そして自閉症特性の強さや性格によって対応も何もかもが違ってくるので、何とも言えないと思った。

ただ、奥様の感じている気持ちには寄り添わねばいけないと思うから、人様のことながら一度、筆を置いたのは正解だと思う。

これから就学を迎えるのであれば、尚更。

ところで私は一ヶ月に4万字書いたことがあるので、その時のことを書いてみる。

私は趣味二次創作、つまり同人活動をしている。夫には報告済み。

状況的には、夫婦共にフルタイム。当時は幼児2人とも保育園

の子自閉症療育に通いながら保育園へ通う日々。

幸い、夫婦共にシフト制の仕事だったため、休みをやりくりしながら療育に通うことが出来ていた。

そんな中で二次創作企画に参加。当初は2万字程度の予定だったが、いつの間にか4万字書いていた。

どうやって時間を捻出していたのだろうと振り返ってみれば、

そりゃもう単純に、仕事育児家事睡眠以外の時間全てを創作活動に注ぎ込んでいた。

子供たちを早く寝かしつけるために全集家事の呼吸を繰り出し、寝静まった後に文字を打つ。

職場での休憩中(実質30分間)はもちろん、休みの日も子供たちが落ち着いている時は、見守りながら文字を増やしていた。

療育時間も見守りが大半の時間なので、頭の中でプロットを切っていたし、行き帰りは大体の内容を考えていた。

そんなわけでクオリティはさておき、出来上がった頃には何故か4万字になっていた。

今思えば、家族旅行新幹線の中で「いやマジで締切ヤバいから子供たちを頼む!」と夫に言い放って、集中して取り組めた4時間は大きかったと思う。

の子がほぼ寝ていてくれたのが本当に助かった。今からでもお礼を述べたい。

締切もあったため、一ヶ月という期間限定だったことが良かったのかもしれない。

正直なところ、最低限の家事しか行っていなかったのと、「今月だけだから!」と家事育児タスクを多めに夫へ割り振っていたので。

元々、家事育児夫婦で分担していた状況だったから出来たことだと思う。

その後はゆるゆると自分の体調や子供の様子に合わせて活動している。

当時、上の子来年小学生という時期だったが、

就学相談放課後デイサービス見学相談支援事業所の決定を早めに行っていたおかげで慌てずに済んだ。

本当にこういうことは早めに見通しをつけておいたほうがいい。

そして一番大きかったな、ということは当時は二人とも保育園児だったことだ。

小学生になると、宿題学校行事など親がフォローしなければいけない部分も多くなり、PTA活動もある。

書くなら子供保育園児のうちだ!というのは声を大にして言いたい。

障がい児の親って凄く大変だけれど、自分人生を楽しむことだって忘れたくない。

家庭の状況に応じて趣味を楽しもうな!

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