2022-10-27

地元介護している母がそろそろ死にそうだけどハンコの問題で困っています

母は63歳。四国住まい膵臓癌で療養している。すでに末期であった発覚時からつのまにかもう2年が経ち、もうごはんをたべることも自分でできなくなってしまった。

俺は35歳。四国に生まれ大学から関東に住んでいる。独身ながらもマンション関東に買ってしまい、こちらに骨を埋める気でいる。そんな折りに母の膵臓癌が発覚し、しばらくしてから介護のため四国に戻ってきた。

現在毎日毎日俺が家族親類の助けを借りながら食事をこしらえて口まで運んでやっている、そんな状況である

先日在宅介護に来てもらった看護師さんから、母の命にはもう1週間の猶予もないだろうと告げられてしまった。

まだまだそういった事態は先だとくくっていた俺も家族も、大急ぎで葬儀検討荷物の整理に入ったところである

そこでハンコの問題関東にもどらねばならない都合ができてしまった。

人が死ぬと、相続というものが発生する。相続の際には、遺産分割協議という家族会議を行い、遺産分割協議書という書類作成せねばならない。

その遺産がたとえ銀行口座に入っている119円であろうと、5000円の信用金庫出資証書であろうと、それは遺産であり、相続が、遺産分割協議書が必要である

ここで問題になってくるのが、遺産分割協議書に捺すハンコである

遺産分割協議書には実印を捺さねばならず、相続する人が居住自治体にハンコを登録し、その登録した証書を添付することが必要となるようなのである

さて俺は、以前にマンション購入をしている。マンション購入をした際に実印作成し、自治体登録していた。この時に実印登録をしていたのだが、マンション購入後には当然そのマンション引っ越した。

しか引っ越し先の自治体実印登録をしていなかったのだ。いま俺がもっている実印実印として登録されている実印ではなく、ただのハンコでしかないのだ。

このため、居住している自治体で再度実印登録をする必要が出てきた。

しか実印登録をするには、居住自治体の窓口で申請を出し、許諾されなければならないのだ。本人がハンコをもって役所に赴き、申請書を提出しなければならない。

役所に問い合わせてみたが、郵送も他人への委任もできず、俺が役所に行くしかないらしい。役所に行ってハンコを捺して帰ってくるしかないらしい。

この電子化時代、ハンコ廃止時代に、こんなことが必要であるとは思いもしていなかった。

119円の現金を分割して相続するために、どうして片道4万円弱(正規料金)の飛行機羽田まで飛ぶ必要があるのであろうか。あるいはどうして片道13時間バスに揺られて東京までいかねばならんのであろうか。

ちなみにちょっと考えてみた結果、一度居住地の役所に郵送で転出届を出してから四国役所転入届を出し、印鑑登録相続手続きをして、再度四国から居住地に転出するのがいちばん手間が少なそうである

しか税金やら会社関係やらでなにかしら見えていない手間がかかりそうでこれをやろうとは思えていない。

かになんかい方法あったら教えてください。

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