2022-06-30

富野由悠季ガンダムシリーズ人種多様性やLGBTQに配慮した作品作りをしてきたのにそういう文脈評価されないのは悲しい。

結局のところそういう熱心な人達あんまりガンダム等々の富野作品を見ないのだというやらせなさを感じる。そもそもガンダムでは架空人種間の軋轢テーマに描いているので当然ではあるのだが。

機動戦士ガンダムの頃からそもそも日本人しかつの人種しか活躍しない宇宙戦艦ヤマトアンチテーゼとして多様な人種構成されたアニメであったのだ、ちなみに黒人だけは当時の放送コードで出せなかったと当時を富野監督述懐している、黒人アニメに出せない時代があったのである

人種だけでなく、戦う女性が描かれる、富野監督ガンダムでは女性は男の帰りを待つのではなく自ら戦闘機戦闘ロボット(ロボットと書くと富野監督ガンオタからは怒られるだろうが)に乗り勇しく戦うのだ。これZガンダム以降の作品でも一貫して描かれていく。

平成初頭に放送された∀ガンダムでは黒人主人公ガンダムすら描いた、主人公を務めた声優在日朝鮮人朴ロ美さんが演じており、この配役は劇中でのとある設定からメッセージ性のある役のわりふりであり、是非∀を見て確かめてほしい。

要人物の中には男性同性愛者だと示唆されるキャラも登場する。当時の他のアニメではコメディリリーフのようなオカマキャラは描かれることはあっても確立した立場のある男性として同性愛者が描かれるのはこのアニメが初めてだったのではないか

Gのレコンギスタではチアガール男性が実に自然と紛れており周囲の登場人物達も誰もそこに疑問を呈さない、マイノリティが受け入れられている世界観を描いているのだ。

今回出した例は一例に過ぎず日本アニメ漫画がLGBTQや多様性への配慮がないと批判する人が今目立つが、きちんと多様性を昔から描いている人はいるのである。もちろん富野監督以外でも多様性配慮してきた監督はいるので是非アニメをみて探してみてほしい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん