2022-06-18

仄暗い客先常駐生活

俺はさえないソフトハウスに属するしがないシステム屋。

自社は小さい雑居ビルであり作業スペースなどなく、ほとんど客先常駐である

客先常駐に仄暗さはつきものだ。例えば

・常駐先は常に数ランク下の場所をあてがわれる。元請け作業室にはちょっと豪華な自販機ソファが置いてあるが、下請けの部屋は椅子と長机だけという事もある。

パソコンを貸し出す常駐先もあるが、このパソコンの性能はもちろん最低レベルだ。メモリ8Gがデフォ、4Gの所もある。今どき4GのPC用意する方が難しいだろ。

下請けにはインターネット利用を制限してる常駐先もある。調べ物をしたい場合は、元請けパソコンを借りたり、一旦作業から退室して自分スマホを開いてノートメモをする。

・元請はリモートワークでの作業を許されてるが、下請はパソコンを席にチェーンで繋がれる。リモートなんて夢のまた夢だ。

下請け人材商流が深くなるごとにとんでもないのがいる。コミュ障なんてかわいい方で、就業時間ほとんど寝てる奴、技術力が無さすぎて、マイルールで開発を進めて元請に注意されたらすねて仕事放棄する奴、永遠に電話取りとキッティングとエビデンスキングファイルにとじてる奴。一応頭脳労働なんだけどな。

・下請は元請けから常に見下されるし、差別される。彼らは頭が良く外面は完璧なため、直接的な振る舞いはしないが、こっちも馬鹿じゃないので彼らの悪意を読み取ってしまうことはある。孫請、ひ孫請もっと悲惨だ。1年間一緒に仕事をしても名前は間違えられるし、会社名なんて一生覚えてもらえない。

これでも、昔に比べるとだいぶマシになったらしい。灰皿とか固定電話が宙を飛び交ってたらしいし、元請け下請け社員を潰しても、プロジェクト遂行美名のもと握りつぶされてたからだ。今はそんなことしたら元請け側が一発アウトなので、そういう意味では改善は進んでるのだろう。

しか客先常駐はその仄暗さを完全に払拭することは出来ないと断言する。どんなに綺麗事をならべても、これは現代奴隷制度だからだ。

そんな状況に飼い慣らされてる自分嘲笑しながら、俺は今日も貸し出された低スペックパソコンエクセルスクショを貼っていく。

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