私は元々2次元…つまり普通のゲームやマンガやアニメのオタクだ。アイドルにもアーティストにも、勿論俳優にもハマったことはない。だから芸能人の交際や結婚報道による〜ロス、みたいなものは遠いことだと思ってきた。
そして、2.5次元舞台自体を好意的に捉えている方の筈だ。原作至上主義のオタクの中には2.5次元化自体に嫌悪感を抱く者も居るが。私はディスプレイや紙の上にしか存在しなかった自分の好きなキャラクター達が、舞台上とはいえ自分達の目の前に現れ、実際に動いたり喋ったりするのは…他に得難い感動があると思ってきた。
でも、ここ数日報道されているようなことがあるから2.5次元俳優という生き物が苦手だ。「推しを演じてくれてありがとう」という感謝の一方で、推しのイメージに傷をつける出来事をやらかすんじゃないかという不安が拭えない。
2.5次元舞台には当たり前だが原作がある。そして、原作のキャラクターありきで俳優にお金を落とす層がいる。私はまさしくそれ。
私のようなオタクは公演期間中、俳優が愛するキャラクターのガワを被って、きちんと演じてくれさえすればそれで満足する。だから舞台を見にいくし、円盤やブロマイドも買うし、アンケートにも良かったですって書く。
しかしここからが怖いところで。舞台が終わってそのキャラクターを演じなくなった後も、舞台▲▲の○○役でしたという出来事は、その俳優と一緒に残り続ける。
よくアイドルでも声優でもなんでも、演じた人とキャラクターと同一視するなというが。原作キャラだけを推してる側としては、同一視なんか一回もしていない。したくもない。なのに世間はずーーーーっとキャラクターとは関係がなくなった筈の顔の良い兄ちゃんにキャラクターや原作の名を背負せ続ける。
結婚や子供が出来ましたという喜ばしい出来事なら良いのだが。二股かけたり、暴力振るったり、妊婦に暴言吐いたり、……そういう「俳優本人が間違いなく悪い」出来事を起こした時に、キャラクターや原作を持ち出されるのはなんとかならんのかといつも思う。しかも大体女性関係。自分達がキャスティングされる作品の客層は、ほぼ女性だって自覚無いのかね?…無いんだろうね。
・元旦那の出演作
…どちらも観に行ったことがある。円盤もグッズも持ってる。これから先、観るたびに彼女のことがチラつくんだろうと思うと二度と再生する気になれない。本当に無駄な買い物をした。
亡くなった女優を責める気は一切ないけどさ。
そろそろ反省しよう、
つまりお前が沙也加を殺したようなもんだな お前が買い支えさえしなければ