2021-07-24

ルックバックを修正しろ」は偏見助長するだけだ

どう言えば分かって貰えるのだろうか……。

そもそも論として「障害者社会的立場について語ることを、貴方承認欲求宣伝に利用することは、障害者にとっては迷惑しかないですよ」というのを語るべきなのだろうか?

からない。

場末掲示板で語るには問題難易度が高すぎる。

そもそも文章だけでコレを議論するのはやめたほうがいいな。

図が必要だ。

多くの人間自分メガネしか世界を見ていないことをまず説明しなければ。

「男の犯罪者が出てきたのを論拠に男は犯罪者であるかのように語るべきではない。つまり犯罪者として漫画作品男性を出すべきではない」といった論調のものではないかということを理解してもらうにはどうすればいいのだ。

いや、本気でコレを正しいと思っている人がいるのかも知れない。

漫画犯罪者は異形の怪物でなければならないと。

だが待ってくれ、それは結局異形であることが社会の敵であることに結びつくというエレファントマン的な問題を孕むではないか

問題の始まりは「特定の事例を持って、それがこの世界における特定法則証明と即座に結びつけるような短絡的な思考を辞めるべきだ」という所ではないのか?

それを漫画作品表現に託すのはどうなのだろうか?

そういった考え方を植え付けてくるような真似を世の中の多くの創作物はやっておらず、やっているものがあるとしたらマスメディア教育者のたぐいであるように思える。

マスメディアが「こういった傾向がある人達は、こういった行動をしますよね」と血液型占いの延長のような態度で様々なステレオタイプ論を量産していったことがまず背景にあり、創作物雑談の中に出てくるような人物像に対して、それが肉付けされたと勝手に感じているだけなのではないか

つまるところステレオタイプというものは肉付けとなるもの自動的収集する機能を持った骨子なのだ

そして、その肉にされてしまもの意図などその骨子自体が持つ吸着力の前では無力となるのであろう。

だが外側から見れば、既に骨子が寄せ集めた肉の上にまた新たな肉が自分から覆い被さる用に見えてしまうのだ。

なるほど、これは認識誤謬問題だ。

そういった誤解を招くような巧妙な仕組みが、ステレオタイプ論の中にあることが問題だったのだ。

敵はマスメディアにあり。

我々は戦う相手最初から間違えていたのだ。

  • 悪意をどう伝えるかというのは永遠のテーマだな 悪気がないんだろ 正義として語ってるんだろ

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