31歳まで付き合っていた女性と別れた後にコロナ禍になって人と会う機会が激減
終息することには歳を取って恋人を作るハードル上がるんじゃないかと思い、マッチングアプリに登録してみた。
なんだかんだでそれなりにマッチして3ヶ月で5人と会ったんだが、会うだけで精神的ダメージを受ける人が何人かいて、これが女性の言う『生理的に無理』ってやつか!と妙に納得してしまったのだ。
具体的にどんな人がいたかというと、
・集合場所にマスクから鼻を出してやって来る 。マスクの意味が無くなってて、衛生面に気を使えない人に近寄られるのが不潔な気分で不愉快だった。
・食事のマナーが悪い。食べ物をしょっちゅう箸からこぼすわ、落とした食べ物をそのままつかみ直して食べるわで気分が悪くなった。
・6月くらいの暑い日にもかかわらず、なぜか冬物のニットを着てくる。前日にメッセージのやり取りで「明日は暑くなりそうですね、日差しに気を付けて」みたいな話をしていたので、TPOを考えられない部分に幻滅。勝手な想像だが、婚活コーデみたいなのを冬に揃えてそのまま着まわしてるんじゃないだろうかとか思ってしまった。
なんていうか、会った相手はみんなアラサーのいい大人なのに、子供みたいな未熟な部分が多くて、同じ空間にいるだけでストレスを感じてしまった。
顔が好みかどうかとか、話が面白いかどうかとかじゃなくて、文字通り『生理的に無理』なのだ。
いやー、昔は『生理的に無理』とか公言する女性ってわがままで嫌な奴だと思ってたんですよ。
だけど自分がそういうストレスを経験して、少し同情的な気分になった。これからは身だしなみにもっと気を使います。
なんでこれまで『生理的に無理』という感情がわかなかったか理由を少し考えてみたのだけど、学校の同級生や会社の同僚といったいわゆる『自然な出会い』で会う相手ってなんだかんだで社会的階層が近い人が多いからなんだと思う。
だから、身だしなみや振る舞いといったマナーに大きな差が無くてストレスを感じる率が低い。もしストレスを感じる人がいても初めからサシで会おうとはしない。
だけど、アプリだとそういう社会的階層や、友人関係構築までのスクリーニングをぶっ飛ばしているからストレスを感じる人に当たる率が高いんだろうな。
そして男性があまり『生理的に無理』という言葉を言わないのは普段の生活でそういう人にで出会わないだけで、『若い女性』というだけで様々な男性からアプローチをもらう女性から見れば割とよくある光景なんだろうなとかそんなことを感じたのだった。