2021-05-19

自分コンテスト応募側から選考する側を経験して、コンテスト必勝法は運とタイミングと実力だと知った

コンテスト選考側を経験した。経験して選ばれないことは絶望することではないという気持ちなので記したい。

とはいえ落選したら凹むけど) 

  • ②この人、今勢いあるよね。取っておかないと体裁が悪い。
  • 無名は本当に何か突出していたり光るものがないと厳しい

 

解説

①その時に必要人材が欲しい(その漫画誌媒体で抜けているジャンル、ここ、弱いよねというところの補填タイミング

 

→今、業界って人を育てることをしていない。できない。が正解かもしれない。

育て方がわからいからある程度できる人が欲しいと考えている。

赤・アドバイスはするが、媒体方向性など「わかってるよね?」という暗黙の了解で成り立っていると感じる。

 

選考会でも

「うちの弱さはここだよね」という感じで選考している。

なので、本や媒体に合わせた成果物を出すよりかは、「お宅の足りていないジャンルはこれですよ」という感じで応募した方がいいかもしれない。

 

そういうのはその雑誌媒体が好きなら自然とわかってきますよね。

雑誌媒体に新たな新人(型破り的)が入った時に「自分が求めてたことはコレなんだよ!」と思ったことはないですか。

それ。

本当にタイミングこちらが「こういうジャンルが欲しい」と思った時にハマるかハマらないか。まじでタイミング。運。落ち込まないで欲しい。

 

②この人、今勢いあるよね。取っておかないと体裁が悪い。(向こうからやってきた!)

 

→勢いがある人や界隈で有名な人は結構チェックしている。

声をかけることはあるっちゃあるけど、勢いがある人のコンテスト応募ほど強いものはない。

 

界隈で有名だったり勢いがあるとその人も応募を告知している。

その人を採用しないのは、その雑誌媒体センスがないことになるので採用する。

そもそも、勢いがある人は勢いがあるし実際実力もあるので落とす理由が見つかりません。

 

①の理由で落としたとしても、後で個別に声をかける時があります

すると、落としたことにより怒った信者(言い方が悪くてすみません)も納得する。そう、ずるいと言えばずるい。

 

③今このジャンルはいっぱいだけど、才能がありすぎるからうちで囲いたい。(突出した何かがある)

 

コンテストといいつつ、裏では「うちには足りない何か」を探している状態のところが多いと感じる。

今は必要じゃないけど、才能がありすぎるからうちでどうにか確保しておきたい。というものがある。

 

才能がある。ではなくありすぎる。がポイントです。

才能がありすぎると、結局別の媒体デビューしたりどこかでものすごく有名になるケースがある。

 

今は必要ないけどうちで囲いたい。というエゴがある。

それで持て余しをくらい、潰れた人を見てきたので媒体選びってマジで重要

 

無名は本当に何か突出していたり光るものがないと厳しい

 

→③に関連すること。無名は本当に何か光るものがないと厳しい。

①で育てる気がない。と書いたが、その媒体が引いているボーダーラインにも達していないのが無名には多く感じる(たまにプロ野良を演じることがあるがそれは除外)

Web媒体は、拡散力を期待している場合がある。何かに応募したかったら少なくともSNSに3000フォロワーくらいいた方が、同じようなレベル作品を比べた時に選ばれやすい。

 

フォロワーが少なくとも何か光るものがあれば別。そういう人は放っておいてもいつの間にか万単位フォロワーになっている。

 

 

以上が選考会に参加して思ったこと。

当たり前だろ。と思う人もいるかもしれないが、わかってない応募者が多く感じる。

 

素人からしたら、コンテストプロが出てくるのは理不尽と感じるかもしれない。自分もそう思うが、選考側になると背に腹は変えられない。

 

書いて思ったが、タイミング・運・才能や技術必要と感じた。

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