2021-05-05

弱者男性への制度的差別と構造的差別

はてなでは非モテ論の影響が大きいか弱者男性もその延長として捉えられやすいが、非モテ論のような内面的な観念論はここでは捨てる。

弱者男性生存権が損なわれていることが一番の差別

まずは構造差別から述べる。

男性年収婚姻率がきれいに比例していることはよく知られており、年収300万円未満だと婚姻率が10%となる。

1020代年収300万円以下は除き、30代以上で年収300万円の男性のうち未婚の者を弱者男性定義する。

なぜ婚姻重要か。それは未婚男性という属性が他の属性と比べ明白に寿命が短い、つまり生存権が脅かされていると考えられるからだ。

未婚男性男性全体未婚女性女性全体
死亡年齢の中央値となる年齢階級65〜69歳80〜84歳80〜84歳85〜89歳

参考 https://data.wingarc.com/marriage-and-longevity-29801

原因は色々考えられるだろうが、生存権という最も根源的な人権が損なわれている属性があるならそこにまずは社会として救いの手を差し伸べるべきではないだろうか。

この構造差別制度的な差別引き起こしている。

舞田さんの記事によると独身男性の死亡年齢の中央値は66.1歳とちょうど、年金給付が始まって一年で死亡することになっている。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/06/post-93638.php

もちろん、独身男性の死亡年齢の中央値は年々増加しているが年金支給年齢もそれを追いかけるように高くなっている。

年収300万円で考えてみると厚生年金保険料は年間28万1820円になる。更に40歳以上になると介護保険料もそれに加わってくる。

年金介護受益できる見込みが無いのに関わらずに支払い義務のみある。

社会福祉の財源は応能負担と応益負担という考えがある。

応能負担は支払いができる能力があるものに支払ってもらうという考え。所得税累進課税なんかがこれにあたる。

応益負担福祉受益者が負担するという考え。保育園の保育料の支払いとか。

弱者男性収入もなく、福祉受益しないのに関わらず負担をしているのは貧しいものから富めるものへの所得移転ではないか

未婚男性寿命が短い原因は厳しい労働条件に追い込まれている、余裕がないために飲酒などに溺れる、病院を嫌うなどが言われているが

彼らも年間28万1820円の余裕があればもう少し丁寧な暮らしセルフケアができるんじゃないかと思わないでもない。

追記(2021/05/06)

弱者男性福祉の枠組みから外すと読まれたことに驚いた。もちろん、社会福祉はすべての人に必用なのは言うまでもない。

年金の事例をあげたのだから当然、専業主婦主夫)向けの第3号被保険者のような掛け金を払わず福祉受益できるようにするべきと考えている。

また、この第3号被保険者存在することがケアワーク重要性を社会理解していることの証明にもなる。

  • ようやくまともな差別論が出てきたか。 以下の定義で弱者男性を定義して、死亡年齢の問題を議論するなら、フェミも議論にのるんじゃね。 >> 10代20代で年収300万円以下は除き、30...

    • 旧式の言及してるし引用もまともにできないのに「ようやくまともな差別論が出てきたか。(キリッ)」は草

  • ようやくまともな差別論が出てきたか。 以下の定義で弱者男性を定義して、死亡年齢の問題を議論するなら、フェミも議論にのるんじゃね。 >> 10代20代で年収300万円以下は除き、30...

  • 国民年金は世代間扶養方式で、応益負担は厳密には当てはまらないんだけどね。 でも累進性を上げるという話なら大賛成。

  • 男女間の平均寿命差ですが 現在の日本だと女性が87.45歳、男性が81.41歳 女性の方が6歳(7.4%)ほど長いです 女性の方が寿命が短いという現象はカタールなどごく一部を除き、全世界共通で...

    • 自然主義的誤謬乙

      • naturalistic fallacってそういう意味じゃないよ

        • 生物としての差とするのは自然主義的誤謬だよ

          • すまねえなワイは横増田なんや! 増田が「あれ俺間違ったかなって」調べものしてもらえてうれしい!

      • 逆に生物としての差ではなく社会的なものが原因であるという根拠も特にないのですよね そうするとまず原因を特定しないと対応はできないのではないでしょうか?

    • えっと、横だけど、 ここで重要なのは(平均的な)男性と女性でどちらの寿命が長いかではなく、 未婚男性は他の属性(既婚男性を含む)に比べ寿命が短いってことですよね?

    • 平均寿命の話題で外国の統計を含めると兵役で戦死の影響が含まれちゃうからやめときな

  • 結局未婚男性だから寿命が短いのか、寿命が短いから未婚男性なのかっていうとこを洗ったがいいのでは?

  • おもいついたこと 未婚男性の寿命が短い⇒未婚男性の生存権が脅かされている⇒生存権という最も根源的な人権⇒社会として救いの手を差し伸べるべき 未婚男性の寿命が短い⇒未婚...

    • 解決するには行政訴訟して国との裁判に勝たなきゃならんのだが、正直勝ち筋が見えない。 自由に選択ができる社会的な属性Xに属しているものの平均寿命は短い、つまり生存権を脅か...

    • 確かに林業の死亡率は全産業の12倍という高水準だけどそれで「社会として救いの手」があるかというとないからな

  • これを言うと負けたような気分になるけど、そこに関しては生活を整えることの方が重要なファクターだと思う

  • まず平均寿命を根拠に生存権が侵害されているという、一歩目の主張が破綻している気がする

    • 寿命は生存権と直結した問題かと思いますが。

      • 仮に「平均寿命を根拠に生存権が侵害されている」が成立したとして、 https://anond.hatelabo.jp/20210505205616 で指摘されている それは個人が自由に選択できるものである と指摘されたら?

        • 馬鹿じゃねえの、と返します。

          • それじゃあ裁判しても勝てないからおしまいだね

            • いつでもお待ちしています。

              • いやいや増田が行動しなよ この問題意識持ってるなら後はやること決まってるじゃない 行政訴訟して法律を変える、それ以外の解決方法はないでしょ

    • 逆に寿命以外のどの統計データを見れば生存権が侵害されているのか示せると思う?

      • そもそも未婚男性の生存権が侵害されているというのはどのデータ使っても証明は困難だと思う

        • でも未婚男性の平均寿命は66歳だからなあ。

          • でも「林業の死亡率は全産業の12倍だからなあ」と「独身でいたのはあなたの自由意思に基づく決定ですよね」の2つをクリアできればなんとかなるのでは?

        • 未婚男性の話に限らず、どういった統計データがあれば生存権が侵害されているのか示せると思う?

          • これは非常に明確で、今までの行政訴訟で生存権を争点にして勝訴したもの裁判記録見ればいいんじゃない? 結局のところこの国では最高裁判所の判断が正否を決めるので。

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