2021-03-31

シリアスな笑いが許容されてきた時代終焉と作者のお気持ち時代の到来

BL同人ネタにされて同人作者からお気持ちされて話題になりましたね。

これは晒しだ、クローズドセンシティブである同人ネタにしたのだから問題なのだというふうになっていますが、これはただたんに作者にとって不快、要するにネタとして扱ってほしくないという単純明快な話だと思います

現在だと男性から見てセクシー女性に対してセクシーだよねというのはご法度ですし、頭が薄い人に対して面と向かってハゲというのもご法度です。アウティングご法度相手気持ちを踏みにじる行為は今後さら自分自身を痛めつける行為となってしまうでしょう。

そして今回の話題で新しい問題提起になりそうだなと私が思っているのは、「作者にとって不快であることが今後どんどん発信されていき、バクマン面白い漫画の特徴の一つとして挙げられていたシリアスな笑いが終わりへと近づいていくだろうということです。


読者にとってネタとして面白く、それをネタとして公に発信してしまった場合、そのネタが作者にとって解釈違いだった場合にそれが問題となりうる時代が来ているのでは?ということです。

少年漫画を例として挙げましたが、実際のところBLでも男性用の成人向けでも18禁漫画シリアスな笑い内包している作品が多いです。

大体の漫画がまぐわうことを軸としているので、展開が強引になりやすくそこがネタとして読者は受け取ってしまうことが多くなってしまます

クリムゾン先生作品がビクビクしまくっているだとか、そこをネタにしてこれ面白いわwとかYouTubeTwitterで言ってしまった場合、作者がそこを面白いとか言ってほしくないというお気持ちを表明したらもうそこをネタにすることは公の場合不可能になる時代が来ることが予想されます

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同人作者のTwitterではお金も入らないしというものもありましたが、果たして今回の問題お金解決できる問題なのでしょうか?

私はすべてお気持ちになると思っています。そして、今後二次創作はすべて作者のお気持ち次第になるのでは?と思っています


二次創作の作者ではなく、二次創作元の作者のお気持ちが今後表明される時代が来る。そして作者が許容している場合のみ二次創作お金を取ることが可能となる未来が来ると予想しています

二次創作されてしまっている側の作者のお気持ちが一番になり、いわば自分作品なのに作者には何にも還元されなく、ある意味転売されている今の二次創作システムが終りを迎えるということです。


私の作品エロ漫画を描かないでください、勝手ゲイにしないでください。

そういった作者のお気持ちを表明されてしまったとしたら今の同人業界はどうなるのでしょうか。

作者の気持ちを踏みにじってまでお気持ちを表明し、二次創作を行う人も出てくるかもしれませんね。

  • 作者のお気持ち対策のために、契約書に新しい項目が加わりました

  • 私が思うに、この先はもはやキャラと設定のみ提出し、 皆でお題にして二次創作しなさい というお手軽原作がこの先は増えるのではないでしょうか つまりソシャゲ的なやつです

  • そんなしょうもないネットミームとBLを一緒にしないで

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