2021-02-22

女性管理職になりたがらない」問題についての雑感

ジェンダーギャップ指数とやらが144カ国中121位だと言う記事でも賑わっていた覚えが。

中身を軽く調べてみると、政治経済教育健康の4分野のうち政治経済においてのスコアが低い結果によるものだ。

経済においては、男女間の賃金格差女性管理職の少なさがスコアの低さとなって現れているという分析らしい。

人をを雇う側の立場からすれば、このあたりは仕方ないよなぁという気がしないでもない

従業員ユニットとして見た場合コスパいいのはどっち、ってなるとやはり差は出るよね、という話。

男女雇用機会均等法施行改正男女共同参画ジェンダーフリー運動などのおかげか、うちの会社にも女性社員、女性管理職は増えてきている。

うちの会社は規模や質、仕事量は10年前20年前と殆ど変わっていない、ほぼ同じ仕事を同じ程度の従業員で回している。

男女の内訳だけは大きく変わった。昔は1割から2割程度で事務しかさせていなかった女性社員は今は4割に迫り、男女の格差なく仕事を任せている。

土日祝日、盆暮れ正月おやすみで、別途有給20日。

勤務時間は8:30から17:00、残業時間は人によるが月に20時間を超えることは年一回の繁忙期くらい。

産休育休病休にも手当はつけている、もちろん満額とはいかないが。

ある程度ホワイトと言っていい環境だと思っている。

女性管理職になりたがらない、という話はうちの会社で言えば正しい。

女性管理職になりたがらない、とも言えるとは思うが。

私もできればなりたくなかった、他に人が居なかったらから仕方なかった。

昇進を打診して拒否される割合女性の方が多いのは事実だ。

うちは希望降格制度があるので拒否はできる。

そもそも新規案件を任す=仕事を増やそうとしたとき拒否が激しいのも女性だ。

これは私の経験則しかいか根拠はないが。

同じような理由残業休日出勤もしたがらない。

いや、したくないのは私も同じだが。

結果として男女の残業時間の平均は男のほうが圧倒的に多い。

1年、5年、10年の離職率女性の方が高い。

産休育休を除いた休職率も女性の方が高い。

基本的に男女で与える業務を分けていないので、負担は同じだと思うのだが。

会社だけでなく、家庭内での負担もあるだろうから一概には言えないか

産休育休病休で昇給昇進にマイナス査定することももちろんしていない。

休んでいる間に同期と比べて相対的昇給昇進が遅れるのは、仕方ないと言えると思う。

長期休職の取得率が高くて離職率も高い、さらには残業休日出勤の実績も低い。

こうなってくるとやはり格差ではない男女の差、というものがある気がしてくる。

  • 何を管理する役職かによる。 通常、IT業界では、工程管理職だから、理系というのもあって、女性は少ない 衛生管理等だと多い。よくあるのは人間を管理みたいな奴隷扱い女はたまにい...

  • 何番煎じだよ もうその手の話はいい お気持ちじゃなくてデータもってこい

    • 女性の方が昇進意欲は低い傾向があります。 https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2012/02-03/pdf/042-057.pdf

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