2020-08-04

小中学生深夜アニメラノベに不健全イメージを持つのは当然と思

深夜アニメラノベなどに対するイメージの変遷」(https://hikari-skrkw.hatenablog.com/entry/2020/08/04/001004) というブログエントリを見つけた。

面白い考察だとは思ったが、自分意見とは違う点があったため、ちょっと書いてみたい。

これはあくま個人意見であり、周囲の環境価値観によって全く異なった意見を抱くものだと思う。

深夜アニメラノベに対して、不健全不道徳いかがわしいといったイメージを持っていた」という点は私も全く同様である。そして、大学卒業した今となっては深夜アニメラノベを楽しむことに何の後ろめたさを感じない。

ただ、『「当時の自分がそういうイメージもっちゃっててもまあおかしくはないかな」とは思えない』という点については、私は異なる意見を持った。

小中学生の頃には深夜アニメラノベに対して不健全不道徳いかがわしいといったイメージを持つのは当然だと思う。

「深夜」という時間

夜ふかしはいけないと言われ、夜に出歩くと補導だとしつけられている小中学生にとって、深夜という時間帯はそれ自体が不健全不道徳いかがわしいものだ。

深夜に放送されているコンテンツに対してそれ自体健全というイメージを抱くのも当然だ。

さらに、実際、深夜に放送されている番組の中にはいかがわしいものもあるという事実がそのイメージ拍車をかける

一方で、大学生にもなると飲み会終電になることもザラにある。深夜 = 不健全というイメージは無くなり、深夜は日常の一部となる。

同調圧力

ブログエントリにもあったが、小中学生の頃は周りにはあまり深夜アニメラノベ好きな人はいないということだった。また、周囲の大人にもそれらが好き(であると知っている)人はまずいない。

一方で、小中学生の頃というのは、とりわけ同調圧力が強く、とにかく「変なことをしてはいけない」という強力な無言の圧力がかかるように思う。

そのような状況下で「変な」趣味である深夜アニメラノベのことを話すのはまずいと考えるのは当然だろう。

時折ある不健全描写

深夜アニメラノベお約束には、ハーレムサービスシーン、ラブコメなどがある。

頻度は少ないとはいえ、多かれ少なかれ性的な成分が含まれるそれらの描写が半ば無意識的に不健全というイメージを醸成している点もあると思う。

コンテンツによる不健全イメージの生成

例えば、直接的にテレビ芸能人ラノベバカにしているなどしてなくても、深夜アニメラノベ自体に、オタクは変わっている、変態だという印象を植え付ける描写はある。

ブログに出ていた「NHKにようこそ!」なんかはまさにそうな気がする。小学生が読むものなのか...)

それらの描写は成人になってしまえばただの自虐ネタであったり、あるあるネタであったりするが、まだアイデンティティが固まっていない小中学生であれば、「深夜アニメラノベにハマるのは変人変態」というイメージを植え付けることになりうる。

まとめ

とりあえず、懺悔はしなくていいと思う。子供の頃だし。

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