2024-07-01

武蔵小杉のタワマンから落ちてくる花瓶をヘルメットで壊す仕事をしている。

当たり前だが、花瓶が頭に当たるととても痛い。

だが1花瓶当たり500円もらえるので、我慢している。

1日当たり平均50花瓶落ちてくるので、25,000円の報酬だ。

しかも花を拾ってそれを売ればさら収入になる。

1日30,000円を30日行えば、なんと90万円の月収だ。

その報酬武蔵小杉のタワマン最上階に住んでいる物好き老人から支払われる。

この物好き老人が老後の楽しみとして花瓶を落としているのだ。

だが歩行者などに当たっては危ないため、俺のような人間を雇い、事故を防いでいる。

もし俺がその事故を防げなかったら?

その罰は俺に降りかかることとなる。

老人が落とした花瓶の罪は、俺が被ることになる。

そういう契約を俺は老人と交わしている。

から報酬は高いが、リスクもそれなりにあるのだ。

ある日

早送り⏩)

そうして、俺は武蔵小杉のタワマンから花瓶を落とすようになった。

毎日平均50の花瓶を落とし、雇った若者がそれをヘルメットで壊す。

これが俺の余生だ。

老人よ、まさかあなたが花瓶に当たるとは。

あなたがタワマンから投げた数多の花瓶、それが時空の歪みを生み、あなたの頭に当たるとは。

その謎、俺が必ずや解いて見せます

私はタワマンから花瓶を投げますが、ちゃんヘルメットをしている。

から安全だ。

負けない。俺は負けない。

来い、花瓶よ!

俺がお前を闇に葬ってみせる!!


ED曲 情熱薔薇

花瓶に水をあげましょう

心のずっと奥の方

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