2020-07-16

はてな腐女子お気持ち表明に対する先住民お怒りの構図にどこか見覚えがあるなと思ったが、それが中学時代教室の様子だとすぐに連想できた。

男女の違いが如実に出るようになる頃、男子女子間の貶し合い&傷の舐め合いに辟易するようになるが、よっぽどのイケメンでない限り、女子はそれを言及した男子糾弾する。

どちらも性が成熟している証拠ではあるのだが、そもそもどうして男女でこうも考え方が違い、日々争いの種をまき散らすのだろう。

男女のカップルありがちなケンカの一つに「彼女愚痴を聞くのが面倒」VS「彼が話を聞いてくれない」というのがあるらしい。

Twitterエッセイ漫画などでよく取り上げられており、RTでも頻繁に流れてきたものだ。

解決策として有効なのは、話をする前にその話題が「愚痴」なのか「悩み事」なのかをはっきりさせることなのだそうだ。

そもそも男性女性の話を面倒臭がるのは、「提示している話題解決策を求めていない」事が原因にあるらしい。

男性が何か頭の中に不満を抱えていたとする。すると、その不満を解消するにはどうしたらいいのかと考えるようになる。

調べものをしたり、先達の意見を聞いたり、そうして明確な解決策が分かるようになると、その不満が解消されていくのだそうだ。

しかし、それに対して女性は、「自分共感してもらう」事で不満を解消している。

主婦井戸端会議愚痴が多くなるのも、Twitterで「○○さんは悪くないですよ」と馴れ合いじみた慰労ムーヴが起きやすいのも、女性共感を得ることで精神不安を取り除かなければいけないからだ。

カップルとなれば、彼氏彼女の役に立ちたいだろう。しかし、男性は「不満解消=解決策」の提示と思っているから、彼女の長い話を延々と聞いた結果、共感をすっ飛ばし分析し、解決策をぺらぺらと語ってしまう。そして彼女の方は、共感が得られなかったことに更に不満を抱くようになる。

結局は男性女性も、お互いが違う性質であることを理解した上で、どう接するべきかを摸索しながら生きていくしかないのだろう。

しかし、匿名のこの場所でそれは難しいのではないだろうか。

男女の関係は付き合うことに利益を得ていたり、愛があるからそれが辛抱強くできるわけで、このはてなという場所でそれが成立するとは思えない。

男性からしたら、「ヤれもしない女の愚痴が目に入るが、あいつらは解決策を求めずにダラダラと長文を垂れ流すから不快」になるわけで、

女性場合は、自分たちが勝手に移り住んできたのを棚に上げて、「分かる人だけに反応して欲しいだけなのに、理解するつもりのないやつらの野次がうっとおしい」ということになるのだろう。

愛や性欲が絡まないだけでこうもギスギスしてしまうのがどうにも面倒だなと、かつて教室の隅っこでクラスのイザコザを眺めていた自分は考えてしまう。

  • これまで増田に平和に存在してきた女の存在をキチガイオタク女だけのせいでガン無視するな オタク女にむかついてるのは男増田だけじゃないんだぞ

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