2020-06-19

大学一年生の春

受験勉強特に頑張らなかったから入れたのは普通地方の国公立だった

第一志望ではないし行く予定も全くなかった

こんな学歴使い物になるのかもわからない

予備校見学前日に合格通知がきたから入った

余裕のない我が家でよくわからん入試で下がいるか

受かったとわかると浪人する勇気がなくなった

あと受かった驚きで何も冷静に考えられなくなった                                             実家から飛行機電車で数時間かかる

バイトと授業だけの毎日

誰が来るわけでもないから部屋は散らかっていて

まれ段ボール同居人と化している                      地元友達とは毎日LINEしているし

恋人とも遠距離ながら仲良くやっているか

特に寂しさはないのに

ことばにできないような気持ち悪いモヤが

物のない広い部屋の何もない空間を漂っている気がするる                      いつからかずっと頭がぼーっとする

から聞こえるテレビの音と

自分鼻歌けが聞こえる毎日

記憶毎日リセットされているみたいに何も覚えていない                       おなかが空いたらその辺のものをたべ

あさが来て眠くなったら授業かバイトまで寝て

それでも暇ならアプリ出会った人とセックスする                      時が過ぎるのを今までで一番実感する

一瞬一瞬は楽しいのに後には虚無しか残らない毎日

普通日常を見失ってしまった                      もうお腹が空かないし眠くならないし外に出たくない

でも死にたくはないか実家へ帰ることにした

自粛が明けるってTwitterで見た気がするから

いつ帰るかはわからないけれど

数日過ごして気が済んだらふらっと戻ってきて

また同じ日々を繰り返すだろう

戻ったときゴキブリがいなければそれでいい                      一日中カーテンの閉じた暗い部屋で溜まった空き缶を横目に

下着姿でソファに座ってあいみょんを口ずさむのが幸せ

辛いことなんて何もない

この日々はきっとコロナのせいなんかじゃない                      今の不安はとうとうNHKのチラシがドアに挟まっていたことだ

テレビなんてないんだけどな

あー改行が気持ち悪い!直らないし!

スマホでやるもんじゃないな

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