権力者と一般市民の距離が遠いのはしょうがないが、それにしても距離感がある。
しかし、そこに関しては共産党や国民民主党などの野党勢力がイチャモンを控えて与党案の精査修正に徹し、
政府もそれを受け止めたため、最終的には国民に広く行き渡る保証になったといえる。
できれば政府、自民党内でもう少し中産~貧困層を意識して欲しいところではある。
既存のテレビや新聞などの強力な報道力を持つメディアに依存し続けてきた結果なのか、自力での広報能力があまりにも低い。
「どうせニュースメディアが報道してくれる」とでも言わんばかりの広報能力の低さだ。大事な通告を小声で言っても、気づくのはごく僅かな人だけだ。
自ら大声で発信する必要がある。それを精査するのは我々やメディアの役割だ。
しかし、これらがすでに進んでいれば給付金やマスク配布はもっとスムーズに進んだはずである。
②の政府広報能力の低さだけではなく、この国に蔓延する「今大丈夫なんだから変えなくていいじゃん」という先延ばし的な気質そのものに問題がある。
④報道の質が著しく低い
これがあまりにも顕著だ。結論ありき、感情論、決めつけ、罵倒のオンパレードだ。
メディアの重要な役割に権力の監視と批評があるが、今のメディアのやっていることはゴシップ探しと批難でしか無い。「監視」も「批評」もどこにも存在しない。
①はよく分からないが、②と③はかなり構造的な問題だと思う。 日本はマンパワーに恵まれすぎている。多くの人が賢いし、何しろよく働く。これは特に欧米なんかと比較すると最も顕...