2020-01-05

特に不満もないけれど女性風俗にいってきた

25歳OL社会人3年目、仕事残業も多く激務だがやりがいもあり、また彼氏とのお付き合いも順調に半年が経過し、特に不満もないけれど女性風俗をはじめて利用した。

地元+女性風俗というワードで出てきた1番有名そうなお店をクリックすると、思っている以上にイケメンが勢揃いしていることに驚いた。

眼鏡男子にひたすら興奮する性癖に従って選択。こまめに何気ない日々が綴られるブログになんとなく好感を覚えて、決定打とした。

新人なんですけれどがんばります

とはにかみながら、好印象を残す彼に連れられてホテルへ。丁寧な運転に身を任せ適当世間話をしていると、『私はこの人をお金で買っているのか…』という充足感に包まれる。男の人も同じ気持ちになるのかな。

緊張はしていなかった。

指圧マッサージがはじまる。ふわふわと笑う話題豊富眼鏡男子にとにかく尽くされているのが心地よく、こんなに穏やかなのに性感マッサージなんて施術されるのが信じられない。

なんとなく歳上に甘えたくなり小指をつまむと、かわいいと囁きながら手を握られた。

00年代のJPOPがずっと鳴っている。

どうでもいいけれどエッチの時、早々に眼鏡外されると萎えるよね。

「この業界まだ2ヶ月目なんです」

という彼の言葉を完全に忘れるぐらい、完璧な手マンクンニ披露され、思わず野生に還った気持ちに。喘ぎ声ってこんな自然にでるんだ…とかやばい本当にこれ漏らすのでは…とか、考えるも思考が体に追いつかないという、これ確かにハマったら危ないな…と感じたのを意識の隙間で覚えている。すごい、餅は餅屋だ。平たくいえばめっちゃ気持ちいい。

「正しくあるのに疲れちゃったんです」

全てが終わって一緒にお風呂に入り、腕に寄りかかっていると、ふと言葉が転がった。疲れちゃうよねと眼鏡男子

かに人生に悔いはない。けれど。

本当は疲れちゃってたんだなあと今更に気付く。

彼氏と付き合って半年なのに、まだヤってないんですよ。なんなんですかね」

「男って大切すぎると抱けないものだよ」

「そんなもんですかねえ」

風呂最中ですら彼は眼鏡を外さなかった。

帰り路に一蘭ラーメンを食べた。快い疲労感に効果抜群だった。

同僚にはまさか女性風俗に行き帰り路に1人でラーメン食べる女だなんて思われてないんだろうな。

彼氏だって、どうせセックスしたいくせに、私のこともっと清楚な女の子だって決めつけているのだろう。

もういい歳なのにいい子ぶったってねえ。

ご馳走様です、と言ってお店を出る頃には現実に引き戻されていた。

はやく彼氏に会いたいなあ。

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