2019-11-24

基本的科学アプローチができない人

って世間にも多いし、会社にも多い

さすがに学者には少ないけど

 

一番バレるのがグラフ統計やら情報を読み取る時

あるいはアンケート実施の時

あんま言ってもしょうがない気もするけど

できない人同士で納得しあってるさまを見るとイライラするし

それなりに社会的地位のあるのに、自分ができていないことに気づいていないのは見ていられない

 

かと言って、できる人とできない人の差がどこにあるかいまいち判然としないか

できない人を責めるのも難しい

 

大学実験講義の時にそれっぽいことは習うけど

わかってる人は「そんなの当たり前だろ」って感じだったと思う

これわからない人にはどうやって教えてるんだろ

 

ーーー

続き

 

考えてみると、人間頭脳には4つの段階があるかもしれない

1. 処理できること

2. 記憶できること

3. 経験則判断できること

4. 論理的に分からないこと分かる状態にすること

 

4は具体的に

比較できること、比較から事実を読み取れること、仮説を立て検証できること、検証のため調査ができることな

この活動の中で最も重要なのが正しく比較できることで

それができるかバレるのが統計周りの話だ

 

気づいたけど、自分学生の頃に4のあたりをテスト評価されることは稀だったと思う

部分的には活用できたとしても点数に対して誤差でしかなく

結果、学歴と上手く比例しなくなる

4が無くても人は死なないし、例えば4を持ってる指導書の下に付けば上手くやっていける

でもそれだと頭打ちになるケースは多いし、発展はあまり見込めない

 

最近機械学習では、3の経験則を上手く模倣してる

人工知能研究者はこぞって4の再現をしようとしたが皆挫折した、考えてみれば3が無くて4ができるわけないのかもしれない

いずれ4に到達するだろうが、その前に3はAIに喰われるか、4ができないと仕事にならない領域が出てくるのではと推測してる

 

最近新卒と話す機会が立て続けにあったが

この4ができない場合、どう教えるべきか少し悩んだ

  • あなたの知らない「詐欺グラフ」の世界 https://note.mu/kenxxxken/n/nce7762dcec30 グラフから何かを読み取ろうとする時点で既に騙されている。

    • (ジャンルにもよるけど)理系は(基本的に)統計(特に「統計だけ提示」するパターン)は信じないよね。

    • こういうグラフにケチをつけるやつをアスペ認定する増田が最近いたような

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん