だけども、ある意味不幸じゃなくて、老いるまで起きて稼いで食って寝てできるようになる状況になれば勉強なんかしないでいい。日本の企業を蝕む病ではあるが。
一方、つらい状況にあるやつに解を与える仕事もある。それは本を書いたりセミナーを開くこと。
無論、顧客のつらい状況に合っていればそれは尊い仕事でしょう。
しかも、起業というのは、結局安定的に売上と利益が出てればいいのだけど、その道は一本ではない。また、社長の行動次第だから、教えてうまくいかないというのはザラ。
新しい商品をめがけて努力しても、大概はうまく行かない。修正すればいいのだが、なにより、普通は修正がまにあう前に金が尽きて起業は終了。
「知識」で言えば、それこそ商学部2回生で習う程度のもの。20歳ぐらいの商学部の真面目なオネーチャンなら、基礎的知識は持っている。それ以上は様々な事例に対するケース。
故に、肩書やら煽りばかり凄そうだが、相手にマッチしていない的はずれなセミナーもある。だが、そのセミナー自体が解だと思えば人は集まり、儲かる。
ある意味、品質を保証しないでいいという楽な商売だな。経営がらみの情報商売は。品質を保障しようがないというのもあるが。
そんな「楽」な商売でもやっぱり顧客候補になる奴がいないと始まらない。どんなやつかというと「起業しようと思ってるができなくて苦しんでるやつ」だ。
誰も起業をしようとしなければ、起業を支援するという情報商材屋は飯の食い上げだ。だから起業を煽る。
新興宗教を知っている。それはいかにもお前適当に言ってるだろうという不幸をあおって、その原因は先祖の誰それでオレが払ってやるから金を出せというもの。
確かにいろんな問題は時間が経てば解決する。だから、金をもらって時間稼ぎすれば解決して手柄になるなぁ。とは苦々しく思ってもどうしようもできないとは感じてる。
と言っても、幸せになれば新興宗教は用なしだから、次から次から適当な思いつき不幸を言ってくる。さらに周りも巻き込もうとするから性質が悪い。
手堅く楽に解決できる道を選ぼうよ。そして、「誰かに教えてもらおう」というのはやめろ。そいつが依存させようとしないという保障がドコにある。
幽☆遊☆白書の邪念樹みたいに幻覚を見せられて、一生食い物にされるだけだよ。
それより、今は検索というものがある。さらに書籍内容と検索がそこそこ対応するようになってるから、腹たつことがあれば、それで検索をかければ、マッチする本を見繕ってくれることもある。
人に頼らず。本に頼ろう。