2024-06-27

「競プロ転職ができる」の揺り戻しが起きているのかもしれない

ITエンジニア界隈の転職市場は、少なくとも5年前くらいから売り手市場と言われ、PaizaとかAtCoderとかで一定レベルある人は(コーディングテスト対策意味もあって)転職で有利みたいなのが言われてきた。

医師爆速でレート上げてgoogle転職果たしたみたいなドリームも一役買ったのかもしれない。学生時代に競プロやってた人たちが就職するようになるくらいに時間が経過して、競プロ転職した人の記事やXポストも見るようになった。

転職就職)を果たした人たち目線記事では軒並み成功体験が語られているのだが、それを受け入れた企業(受け入れた部署の人たち)目線ではそうではなかったということなのかもしれない。最近プロアンチ増田記事が増えたのは、そういう揺り戻しというか、アンサーが書かれはじめたのかもしれない。5年という年月も、そこそこ業務経験を積むには十分な期間だし、経験則という名のデータも揃っての結論を出せる期間だ。

個人的感想としては、自分はRedCoderはおろか競プロerが入りたくなるような企業では働いてないし、そもそもプロをやっている人をガチで見たことない田舎で働いているので、どれも都会の、大企業愚痴といった感じだ。よくある人間関係不和で、マネジメントの失敗で、教育の失敗にも見える。増田大言壮語記事を書くために、属性問題帰属させて問題をわかりやすくしたと結論づけるのが、増田記事を読む際の正しい読み方だと思うが、ただ田舎中小企業で働く身としては、部署にたった一人ヤバい奴が居たら、その部署のみならず会社全体の営業利益に直結するほどの痛手というのはわかるので、ううむと唸らされたと言ったところだ。

そういうヤバい奴は軒並み試用期間にやらかして去っていくのだが、競プロのレートという企業外に実力を見出されている人たちは、自信を持って破天荒できるのだろう。オブラートに包んだが、別に褒めてはいない。

  • > 最近競プロアンチの増田の記事が増えたのは 残念ながら最近少なくなったほうなんすよ

    • この認識はかなり変でしょ 「月刊・競技プログラミングは役に立たない」は「こんな無意味なことに熱中しちゃう俺達」「現に先輩たちはGやIで活躍しているもんな」という話だったけ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん