スーパーマーケットに行ってきた帰り、歩いている途中で、
人口減少による衰退というのは、実は分業が困難になることを意味しているのではないかということを考えた。
社会が豊かになる過程で、色々な会社が生まれて、本来は家庭の兼業主婦or夫がやらなければならな仕事、費やさなければならなかった時間を代替してくれる。
私は結婚もせず一人暮らしをしているけど、レトルト食品(ボンカレーの類)や、りんご、みかん、パックされたサラダ、
それから洗剤や、便所を掃除する使い捨てタオルなどのお掃除グッズを買った。
私も一人暮らしが長いので、カレーライスぐらいはなんとか1人で作れる。でも実際には、レトルトで満足している。サラダだって、キャベツを買って切った方が安上がりだが、パックの野菜を買っている。お掃除グッズにしろ、洗剤と雑巾という方法で頑張る方が一般的かもしれないが、さっと拭いて、さっとゴミ箱に捨てた方が楽である。
要するに、時間を買っているのである。あるいは、色々考えて手を動かすことが面倒なので、一日当たりの有効脳みそ活用スペースを購入しているとも言える。
これらは、本来家庭が持っていた機能の一部を、企業が集約的に行うことで、代替しているとみることができる。
古くは、洗濯機に、冷蔵庫。白物家電は、そもそも主婦の労働を置換するために発達してきた。そしてその時間を利用して、日本が発展していったのだ。
ひるがえって、考えてみると、人口減少社会では、そのような、集約と分業が困難になる。
人が余っていれば、余っている人を集めて、新しく家庭の機能の何かを集約的に行うことで効率化が進められるが、そのような流れが起きない。
そうでなくても、昔に比べてワンオペと言われる育児、そして、介護の問題。
例えば、一流企業の従業員であっても、親の介護、それに育児といった家庭の仕事が集積して、
仕事や出世のようなバカバカしい事はやめようという考えになる方が自然である。
そもそも、育児や介護は自分でやらないで他の人にまかせるというのは難しい。海外のようにメイドを雇えばいいという話もあるが、
見方によっては自分の代わりにメイドという別の人生を購入して、犠牲者を転嫁しているということもできる。
人口減少 → 衰退
の間に、もう一つコマをつくって
その文章3行にまとめられるよね?
まとめられんよ。
そっか・・・
きちんとまとめられるような文章は増田には書かんよ。 書籍でも購入してくれ。
そうだな、hatena向きにあえて3行で表現するなら 使用可能なクラスの数が制限された世界では、 大クラス主義に頼らざるをえなくなり、なんでも1つのクラスに詰め込もうとするが、...
(コンピューター・機械化による労働集約) → 人口減少 → (農業、家事育児、介護など機械化できない業種における)分業不可能性 → 衰退
勝間和代の食事ハックを読むと、家事はもっと効率化できると分かる。 将来家事を自動化する家電が増えるだろう。 少子化でも時間を捻出できる。