性的少数派の人は「身体的な特徴だけで性別を男女に限定して、結婚や養育などで性別の制限をしない」という法律は許容できるんだろうか?
結婚や養育、相続とかの問題って法的に同性同士での結婚が認められればひとまず解決はするんだよね?気持ちの問題はともかくとして。
性的少数派の人が何の不都合もなく結婚ができて、子供を養育することができてその他の社会保障がいまの同性婚と同じ状況になって
法律の中から性別の概念が消えるということ。残るのは男女の性別は身体的な特徴で決めるという部分だけ。
例えば役所とか病院で申請書を書くときは必ず「男」「女」のどちらかを選ぶようになるけど、これは身体的な性別以外の何も表さない。
その他にも就職や進学、トイレや着替えの問題とかあるんだろうけど、これは法律でどうこうしなくても社会での理解が進めば解決はできる問題だと思う。
もちろん法律で性的少数派にも配慮するように規定すればもっと早く進むんだろうけど。
「そこまできたら性別いらないだろ」という話もあるんだけど、唯一性別を切り離せないのが出産や治療など病院系の話だと思うんですよ。
これって社会的な配慮とか個人の意識とは別次元の話で、身体的な区別が必要なものだと思う。
出産できるのは女性かいないわけだし、事故で意識がなくて妊娠してるかどうか調べる必要があるかとか、手術するときに男女を知る必要があるとか。
ここでは必ず「個人の性別」よりも「身体的な性別」が優先されるはず。
ネットで性的少数派の人の意見を読んでると「男|女」に○を付けるのもいや、とか話があってその気持ちは理解できるんだけど
上で話したような法律になって100年ぐらいたってから産まれた子ども達はそこにこだわらなくなるのかなとも思ったんですよ。
産まれたときから同性婚が認められていて「性別」というのは身体的な特徴だけを表しているのが常識な世の中で育てば拒否反応もないだろうし。
「性別は身体的な特徴だけで男女に分ける、それ以外の婚姻などは全て性別で制限しない」という方向になったら