2018-09-30

三島由紀夫の体が笑われすぎ

セックス最中に肉体への嫌悪感ヒステリックゲラゲラ笑われ、美輪明宏嘲笑され、それでも裸の写真とりまくった三島由紀夫マゾの鑑。

https://mikuriyan.hateblo.jp/entry/2018/02/27/232159

福島は実際の体験こそないものの、自分同性愛であることは自覚していて、三島小説「禁色」に「ルドン」という名で出てくるゲイバーに行きたいと思い、三島由紀夫の家に訪ねていきます

そして性交渉へ! しかし……

三島由紀夫は何回かのデートの後、福島次郎をホテルに誘って身体関係を持つのですが、福島三島の「電気コードの被覆部をはぎとった『裸線』のような」痩せた貧弱な肉体にまったく魅力を覚えず、セックスの間、ずっとマグロ状態だったといいます

世間でもて囃されている流行作家である三島由紀夫と親しく付き合えることを光栄に思い、東京山の手ハイカラ中流階級三島家に出入りできることを嬉しく感じるのですが、三島とのセックス苦痛以外の何者でもなかったといいます

いっそのこと福島ノンケだったら三島とのセックス可能だったのではないかと思うのですが、あいにくと福島ホモで、タイプ以外の男とはヤル気になれないんですね。

それでもしばらく我慢して三島と付き合うのですが、夏になって伊豆旅館三島と一緒に逗留しているときに、セックス最中ヒステリックゲラゲラ笑い出して、その場の雰囲気をぶち壊してしまます

三島の肉体にたいする嫌悪感がそういう形で噴き出すんですね。

それで三島との仲は破綻し、福島故郷九州に戻って高校教師になります

以下は15年後の逢瀬のとき記述です。このときには三島もムキムキマッチョに鍛えています

三島は脱いだ写真ばっかりですね。

熊本にやって来た三島由紀夫宿泊したホテルで、福島の前でふんどしつの裸になってボディービルで鍛えた自慢の肉体をみせびらかします。

そして二人は久しぶりにセックスするのですが、福島身体はやはり反応しないのです。

福島は、三島の不恰好で不自然な「肉体美」を目のあたりにして「どんなに鍛えても、この人の体はやはり裸線なのか」と思ってしまうのです。

……三島若い頃はベッドでは「タチ」だったそうですが、このときは「ネコ」になっていたそうです。

福島三島ネコになったせいで、やたらと男っぽく振舞うようになったのではないか、と興味深い推察をしています

(※タチ:攻める人、ネコ:受ける人)

しかに……ゲイではない私から見ても、三島の裸体はかっこよくない。筋肉があるだけで。

一般的三島肉体改造きっかけは「美輪明宏嘲笑されたから」と言われていますが、福島との行為中の「哄笑」にあったのかもしれませんね。

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