若い頃に付き合ったり、付き合おうとして断られたりした女性がそこそこの人数いるのだけど、彼女らの中で今も消息がわかっているうちの大多数が、40代半ばを過ぎた今も結婚や出産をすることなく、おひとりさまライフを満喫している。仕事に打ち込み、創業以来初の女性役員を狙えるポジションにいるとか、海外旅行の趣味が高じてサイトを立ち上げ本を出したりとか、大学院に社会人入学してセカンドキャリアの準備に余念がないとか…などなど。
それがどうしたという話だけど、どうして僕が好きになった女性達は、結果的にとはいえ普通に結婚して母親になって…みたいにならなかった人がこうも多いんだろう?むしろそうなってくれた方が、別れた(あるいはフラれた)男としては諦めがつくのだが。
そんな自分は、40を過ぎてから同じ歳の女性と結婚。親になるという選択肢はこの時点でなくなった。もちろん双方納得の上でのことだから問題はない。歳をくっての初婚同士、いろいろあるけど穏やかに暮らしている。でも、若かった頃の人生設計とはずいぶんかけ離れてしまったな、とは今も時々思う。予定では今ごろは上の子がそろそろ大学、下が高校受験で家中ピリピリしてるぐらいのはずだったんだけど。
昨日、昔いた会社の友人達と数年ぶりに会ってこんな話をしたら、友人が笑いながらこう言った。
「だってお前、ウチにいた頃、頭良さそうな総合職の女にしか興味なかったじゃん。ヘタしたら自分より学歴上でも平気で言い寄ってたよね。どうせ転職先でもそうだったんだろ?そんな平凡な暮らしがしたかったんなら、どうしてそこらの平凡な一般職の女を捕まえなかったんだ?」
確かにそうかもしれないけど、こういう暮らしがしたいからこういう女って、順番が逆というか、パズルのピースを埋めるように相手を選ぶってどうなのよ。学歴だって別に相手が上でも全然構わないわ、少なくともこちらは。好きになるとき総合職か一般職かなんて考えもせんわ。それに自分の知らないことをたくさん知ってる女性って話してて楽しいじゃん。だいたい「そこらの平凡な一般職を捕まえる」って、ずいぶん上から目線だよね。どうしてそんなお前らが結婚して父親になれたんだろうね…と言ってもケンカになるどころかこちらが惨めになるだけだから、苦笑いしてやり過ごした。
はぁ、どこで何を間違えたんだだろな。
自分がしたい人生設計に合わせてくれるような相手を選ぶ、って当たり前の事だと思うけれど。 アラフィフ世代は女性が仕事と結婚育児を両立する事が困難だったんだから、 学歴が高く...
アラフィフの平凡な暮らしは女が仕事をやめて出産育児をするようにきまってたから。
増田は自立心が強い女が好きなようだが 自立心が強い女が能力権力財力を持ってたら男なんか必要ないじゃん