独りで生きていけるって思わないと不安になる。
私は大学生で、彼氏も歳が一個上の大学生。お互い地方から来た人間で、帰省することは大切だと思ってる。今、大学は夏休みで、彼氏は帰省中。1週間くらい地元にいる。
私もちょうど5日ほどバイトがないので実家に帰ろうかと思ったが、実家に電話すると両親ともに働いてるため「今家に来ても誰もおらん」とのこと。結局1Kの住処に留まることとなった。
彼氏ができる前の大学一年生の夏休みは、別にこんな不安を抱いていなかった。バイトがあるから帰省もそんなにしなくて、バイトがない日は部屋でゴロゴロと過ごす日々。たまに部活に顔を出したり、ぶらっと1人で買い物に行ったり(もとより友達が少ないのだが、その大学の友達も地方民で夏休みの間中帰省していたのだ)。
1人で行動するのは嫌いじゃない。1人暮らしを始めた時もホームシックにかからなかったし、1人でラーメン屋に入ることに幸福を覚え、1人で映画を見ることに満足し、狭い部屋でアニメや撮り溜めてた某アイドル番組を見ることが楽しかった。今もそうだが。
とにかく、1人で生きていけるのだ。私という人間は。
しかし、何がどうなったのか私に交際を申し込んできた男がいた。私は肯定の返事をした。はい、よろしくお願いしますと返事をした当時、私は変な男に言い寄られていたため、(なんかそれなりに仲が良い男なら)誰でもいいから付き合いたい、そして安心感を得たい、という気持ちが大きかったのだ。おかげで変な男からのLINEの通知を相手するにも謎の余裕ができ、今はブロックするに至る。
そうだ、私は1人で生きていけるはずなのに、手を差し伸べられたら、その手を取ってしまったのだ。
しかし、私は1人でも生きていけると思わないと不安になる。だって今まで1人で生きていけたんだ。友達もいたら楽しいけど、そんなに頻繁に遊ばなくても良かったし。1人でファミレス入るのも苦じゃないし、1人で遠出もするし。感動したドラマもマンガも別に友達と共有しなくていい。
でも、今の私は酷く寂しい気持ちにいる。
彼氏が帰省したと知ったのは、バイト帰りの夜のことだった。不在着信があったから、折り返したら「今地元に帰ってきた」と。別に前から言っとけよとかは思わない(このようなやり取りは私たちの間ではそんなに珍しいことではない)が、なんとなくモヤモヤした。アパートに帰り着いて、うーん?と首を傾げた。ご飯を食べて、風呂に入って、ベッドに入った。スマホを弄りながら、なんとなく、泣きなくなった。
翌日から5日間バイトもなく、完全休日が幕を開けた。1日目は、1人でも生きていけるって思いたくて、映画を見に行った。映画は感動したし楽しかった。いろんな店にも入った。新しいバッグが欲しかったけど、あんまり気に入るものもなく。そのうち、私は何してるんだろうと思って帰りの電車に乗った。そういえばネットショッピングの支払いがあるんだった、と近所のコンビニにより、ついでに美味しそうな新商品のコンビニ弁当があったから買った。
夜、私はいつの間にかイツメン(もう死語か?)のLINEグループにメッセージを送っていた。
私は、1人で生きていけなくなってしまったのだろうか?彼氏に依存してる?彼氏がいないと生きていけない?そんなはずはない!だって会う頻度は週2、3程度だし、別に会わない日に寂しいなんて思わないし!じゃあ、今はなんでこんなに寂しいのだろう?どうすれば、この不安から解消されるの?
“独りで生きていける”が“1人でも生きていける”に変わったのは、いつだ。“一人で生きていけないかもしれない”と思い始めたのはいつだ。なぜだ。どうしてだ。
これはいいのろけ。
甘酸っぱい😽
読んで、少し思うところがあったので自分のために書き留めておく。 最後まで読んだけど、俺にはよく分からない感覚だった。 俺は、あなたみたいに、あるいは巷によくある創作みたい...
結婚後は 貞淑に anond:20180809134514
まぁ、普通は一人で生きていこうと思ってる人は変わらないですからね。生きていけると思ってる程度の設定なら「将来変わるかもしれないだろ!」と主張するための釣りには効果的な...