2017-12-07

私の背中に棲むなにか

結婚式に向け、独身時代最後の贅沢として、エステに通っている。

内容はあれこれ変えてみたけど、今はサウナとオイルマッサージ

元々は痩身が目的だったんだけど、昔から肩周りの凝りがすごかったので、今は美容というよりリラクゼーションを兼ねた至福の時間

1週間~10日に1度くらいの頻度で通い、部位によっては嘘でしょって位痛かった時期も越え、やっとうとうとできる位になってきた。

が、1ヶ月弱通えない時期があって、久々に行ったら、「背中全然指が入らない…!」と担当のお姉さんに大変困惑された。

事前の会話で「最近背中~腰回りがどうもヤバくて」とは言ってあったのだが、浮腫んだふくらはぎの硬さが思ったより軽度だったこともあって油断していたらしい。

「えぇー…」の連呼がとにかくすごい。カウンターをかちかちしたいレベル

あとは「今12月ですけど、間違いなく今年一番ヤバいです」「最近肩こりが~っていうお客さん来ましたけど、比じゃないですよ」「ちょっと今本気でどうしようか考えてます」「これ何が入ってるんですか。鉄板入れてるんですか」等々。以前から「何かが棲んでいる」と言われていた私の背中だが、鉄板とは…お好み焼き食べたい。

とにかく太もも付け根やらおしり・腰のあたりがめっちゃ痛かった。いつもは穏やかに会話が弾むんだけど、今回ばかりはもう腹の底から「うおっ」「あ゛あ゛あ゛あ゛」と取り繕えない悲鳴が出た。

「これはヤバいですよ」っていうのは、セールスの一環であって、つまりもっとこのメニューも付けて!」「この商品を買って!」っていう流れの一環なのかと疑う気持ちはある。

が、周囲のブースからあん困惑に満ちた反応や、野太い悲鳴なんて聞いたことないんだよ…

かに肩甲骨周りの硬さは感じていた。腕の可動域がおかしいとは思ってたんだ。腰痛がきてる自覚もある。あれこれストレッチを試みてはいものの、すぐどうこうなるわけでもなく。デスクワーク時間が長いのも姿勢があまりよくないのも悪化拍車をかけているだろう。反り腰猫背から解放される日は来るのか。

健康尊い。みんなはどうやってこのリンパのつまりなんだか筋肉の強張りなんだか鉄板なんだかから逃れているんだ。

エステにお姉さんは何人かいるんだけど「これスタッフルームに戻って○○にも伝えないと!」と言われた。

帰りに○○さんに会った。「増田さん、背中相当ヤバいんですって?」「えっもう聞いたの?」「秒で」単なる業務内容の共有であることを願いたい。

お姉さんたちはきゃぴっとして可愛らしい。私は来週も増やしたメニューを受けに行く。

  • 反り腰と猫背って両立するの?どんな姿勢?

    • 恐ろしい事に両立しちゃっているみたいなんですよ 多分重心が前にかかっていて、そうすると今度は後ろにバランス取るために腰が反って、でも猫背とか巻き肩もあるので、横から見る...

      • そうか、S字カーブがかなりきつくなるタイプなのね よくわかったありがとう

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