専攻は電気電子。抵抗とコンデンサと格闘する毎日を過ごしていました。夜遅くまで結果が出ずイラつくこともあるがなかなか楽しかった。
奨学金を受けた当時(18歳)では、就職すれば返せると判断していた。就職できないという未来を想定していなかったんですね。
奨学金の心配もあるので、かなり早めに就職活動を始めました。内定を1つも持たないことには将来設計がたたないと思ったからです。
当時は大手とか、大手の子会社あたりを受けてました。似た研究していた先輩が入っていたこともあり、ワンチャンあると思ってました。
しかしながら上手くいかず。面接の練習も沢山しましたし、キャリアセンターや外部のエージェントと協力してもらいながら就活してましたけどダメでした。
エントリー社数をどんどん増やして、もう高卒でできる仕事にも応募出しまくりました。
この頃は朝6時には起きて、朝9時から夕方5時まで就活、夜帰ってきてから大学院で研究。夜11時ごろに実験を終えて、その後エントリーシートを書き深夜2時に寝る。という生活をしていました。思えば精神に来ていました。
何しろ計1000万の借金があるため、毎日気が気ではない。新卒に失敗すれば、日雇いバイトで返済する他ない。贅沢は許されず子も作らず、人生の希望が持てない状態になります。
となれば、就活に失敗イコール自殺に結びつきます。こんな人生は生きてて楽しくないと。より強迫観念を感じるようになるわけです。
こう来ると、お祈りを1通受け取ること、時間が経過することが絞首台への階段を登ることのように感じられるわけです。
面接官が、自分の死の引き金を持つ殺し屋のように見えてくる次第です。
そんな状態で何も成功するはずもなく。60社ほどですかね、全部ダメでした。客観的に見ても覇気が失われてきます。
キャリアセンターとかの人から見放されてきているような気すらしてきます。
そんな状態でも、研究は止められないです。止めたら留年ですから。1000万の借金がのしかかる。
でも、うまくいかないんですよね。
普段ROM専だからトラックバックこれでできてるか自信ないし、少し前の投稿だから投稿者の目にとまるかもわからないけど。 同じく宮廷(笑)の修士卒見込みとして就活してる身として、...