理由は一言で言えば、人件費が予算超過することが多く、膨らみがちであることと(人件費の予算が最も大きい事業である為・・・)、
残業を申請する人が限定されていて、"平等ではない"という考え方から固定残業制度を導入。
合わせて、○○時になったらPCシャットダウンといった施策も導入。
結果どうなったというと、
固定残業制度の最たるメリットでもある、人件費もほぼ予算通りに推移。見通しがしやすくなったのは確か。
また、固定残業の時間を超過してしまう人もいるにはいるが、PCシャットダウン制度を導入したこともあり、
固定残業を超過する人は減り、確かに"平等"にはなったのかもしれない。
残業は減ったし、人件費も大きく変動しなくなって企業経営的にはよかったのだけれど、
個人的にはこの制度を導入して本当によかったのか最近悩んでいる。。。
この制度を導入するにあたって、契約している社労士から勧められたというのもあるし、確かに企業経営という観点からは今のところメリットしかないようにも思うが、
求人の際に、固定残業の開示が義務付けられるようになったり、何だかブラック企業の典型例みたいな見方をされることも多いようだし、
(因みにそういった見方もされているような話をすると、経営トップは義務より権利を声高に主張する人が増えたなどと機嫌を悪くする)
最近では36協定の見直しについての報道もされてきているし、何より残業時間は確かに減ったのだけれど、なんだか従業員の顔色をみると納得していない。
"残業代を満額出さない"と受け取ったのか、制度自体をしっかり理解してもらえていないのか、"あれだけ残業したはずなのに残業代が少ない"とこぼす人もいるようである。
確かに固定残業制度を導入したこともあり、月次ベースで残業代が大きく変動することはなくなった。
ただ、だからといって、個々人の従業員の給料が大きく目減りしたというかというと決してそうではない。
弊社の経営トップはその辺の気配りは出来る方であり、結果、手取り支給額は従前の給与体系とほぼ変わらない額(というか、寧ろ増額になるように設定)が大半であった。
前職も同じだった。繁忙期は全社員の残業が100時間を超えるような、割と付加価値の高い事業ではあったのだけれど、
あまりの仕事のキツさに突如として退職する人が相次ぎ、経営トップがPCシャットダウン等残業削減を推進する制度を導入。
前職と今の会社で自身のポジションは異なるが、"残業"についてどういった制度を設けることが会社全体としてよいのか悩んでいる。
いや、フルで残業代出せばいんじゃないの?っていえば、それだけの話なのかもしれないのだけれど、
企業経営的な視点でみるとなかなか厳しいのです。恐らくフルで出しても利益は出るとは思うのだけれどね。
最初に考えるべきことは、どうすれば残業を無くせるか?であって、 それが達成できない状況下では、残業制度をいじったところで万人が満足できるものにはならんと思う。 固定残業...
そうですよねー。確かに残業をどうすればなくせるか?を考えることが大事ですよねー。 "サービス対応は今までと変わりなく且つ残業をなくす"にはどうすればいいか?が全てなんでし...
35時間は多いね^^; せめて25時間以下にしたいね・・・
残業する人をみてよく思うのが 「その仕事は客に求められているのか?」 「その金額でどこまでするのか?」 と言う事です 日本はサービスにお金を払わなすぎです あと日本は「おも...