2016-08-21

マンガボックス

商業主義が全面に出ており、ユーザー満足度犠牲にしている感がある。

赤字らしいが現状の広告形態を改めないかぎりは黒字化は難しいだろう。固定プラットフォームでのディスプレイ広告はその表示領域に限度(すでにパンパンな印象)があり、また、単価を上げるのは容易ではない。そもそも広告ユーザービリティ反比例するものであり、漫画配信しているのに漫画で稼がないのはジレンマコンテンツ勝負して欲しいが(まあそれが難しいんだけど)、版権構造が謎なのでなんとも言えない。講談社版権を持ってるのかな?

収益化のために、マンガボックスである程度人気が出た作品アニメ化するだろう。そのアニメの結果次第でアプリ方向性が大きく決まりそう。

アプリターゲットは恐らくライト漫画ユーザーであり、色々チェックしている人であれば連載陣の半分くらいはすでに別媒体で読んだことがあるだろう。

媒体作品を懐かしんで読むのは危険である。大抵突然連載が終了するからだ。楽しみに読んでいた作品がいきなり終了した場合絶対マンガボックスにはお金を落としたくない心理が働き、Kindle等で購入する。

連載陣のテイストは謎である。まあビジネス駆動型連載陣だと思う。

そんな中、オリジナル作品は中々良作揃いであり、以下を読んでいれば十分だろう。

天空侵犯

連載初期と比べると絵の上達が凄い。面白いキャラづくりがうまい。題材は箱庭系とよくある感じだが随所に個性を感じる。人気なのか少年マガジン出張掲載したことがある。

恋と嘘

看板作品。絵が可愛い。どう見てもメインヒロインは仁坂くんである面白い…が毎回の更新が4~5ページとかあまりにも少なすぎる。遅筆であれば分散更新せず、隔週で良いからまとめて掲載して欲しい。これも商業主義の弊害やな。

骨が腐るまで

面白い。どこかで見たことあるような絵柄だが、良く言えば様々なハイブリッド。最新話ではまさか海苔が登場(iPhone版だけかな?)

女なのでしょうがない

完結作品アラサー葛藤を描いており女性向けだと思うが面白かった。綺麗に終わったと思う。

境界のないセカイ

媒体移転した作品個人的にはそんなに面白くはないが、一時期LGBT話題に上がったので列挙しておく。

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