やばい。これは本当に泣ける。
蹲り地面ばかりを見ている視野は自身の影ばかり見つめ遥かな理想はもう空想の域を超えた願望と化して墜落し勝手に絶望している様が、話しかけてくる人物が男性であることと無骨な語り口調で伺える。
事情を飲み込んだ男性の説明が自身の立場および経験談から協調同和にて語るのもその人物の背景説明につながる導線となる先に悲しみが予想され切なさを誘う。
人が生命として活動する基本を関係的同意にしようと要望する下りから世界が急転する。
女の子が自分の影の中の世界ばかりみて勝手に絶望し触れもしない外界に絶望していたのが、こんどは勝手に他人の容姿に絶望し始める。
女の子自身の生きている意味は何なのか、目的は何なのか、女の子という存在はその存在たらしめる世界において何なのかという問い、存在自体への回答をすべて投げ捨てて意味のないものとする瞬間。
否定文を作成するたびに存在の意味や理由が失われていくその様。
完全に自殺していた、という状況。
他人にさそわれて、他人の主導で選択肢を作成し誘導されるままについていくことが自殺の回避になるという幻想を打ち砕くもの。
人が人の姿でありあるがままを問うたら、発生した初めての選択。
女の子は断るという選択肢を得て、自分の足で自分の選択肢をもつことができたという段階への移行。
本当に世の美を救い成り立たせ希望をもたせているのは世にある不細工であるということ、目に映る像とは影があるからこそ認識できるということ、夜のない世界は地獄だということ。
光と影が表裏一体などという単語は知りえていてもそれを理と理解するにはほど遠い難解なたとえをさらりと体現する。
そして全体として、視野狭窄にあった自意識過剰な女の子は、世界を見て世界を知り世界にむかって自己の存在を選択するということで立証していくことになる。
けれども、それは自分は着せ替え人形のお人形さんのようなものでヒロインプリンセスになるだろうという幻惑に囚われたまま、世界の存在と認識が乖離していくがままとなる様子もうかがえる。
世界の美であるもの、かわいくあるものは理想郷へと不細工により追い立てられ、他人に指図されるしか選択肢を持ち合わせていないものほど自分の意思があると強調し反発をするという比喩がたったこれだけの中に凝縮されている。
女の子が地べたにうずくまっていました。 女の子は「死んじゃいたいよ」と泣き叫びました。 実は女の子は死にたいとも思っていましたが、生きたいとも思っているのです。 きっと、...
http://anond.hatelabo.jp/20150703004613 うずくまっていると、別の男の人が話しかけてきました。 「死にたいの?」 「うん」 「自殺なんてやめなさい 気持ちを明るく持って、恋人を作りなさい...
やばい。これは本当に泣ける。 蹲り地面ばかりを見ている視野は自身の影ばかり見つめ遥かな理想はもう空想の域を超えた願望と化して墜落し勝手に絶望している様が、話しかけてく...
たまにまとめブログで見かける、結婚したら幸せすぎワロタwwwお前らも早く結婚しろwwwって感じの記事思い出した
サカキバラ文章が拗らせてて笑った。嫁の別コミかはなゆめでも読んだのか。