2015-06-30

【決定版】艦これ世界観シナリオ考えた

 時は21世紀、かつて大戦轟沈した艦のサルベージが一部富裕層の間で行われていた。


 ある時そのような形でサルベージされた艦艇の内部から特殊なコアのようなものが見つかる。同時期にサルベージされた複数艦艇において同様のコアが発掘され、世界各地でコアの研究が盛んになり始める。

 コアの効用生物の強壮作用である。コアを浸した海水ラットなどに飲ませることで、これまでの生物常識を超えた力や耐久力を持った生物に生まれ変わった事例などが確認された。

 研究が進む中、まことしやかに米国では人体実験情報も覗うことができた。

 そんな折、米国研究機関において『事故』が発生する。

 単なる爆発事故、と当時はされていたのだが、しか実験体の逃走と、実験体によるコアの簒奪ニュースが遅れて日本にも届く。

 暫くの時間の後、アメリカにおける多数の研究施設軍事施設に謎の襲撃が相次ぐようになる。海洋大国日本はそのようなニュース傍観していたのだが、米国において通信インフラ施設破壊され、米国政府との公式通信不可能になってしまい、連日続く謎の生物による襲撃事件によって賑わっていた米国マスコミも同時期に沈黙。以降米国との情報のやりとりは完全に途絶え、状況を確かめようと派遣された航空機複数軍艦米国近海において消息を絶った。


 また、日本近海においても謎の生物発見談や、その生物による攻撃事件などが頻発する中、日本研究機関は『コア』と大戦中の艦艇部品触媒として用いることで、生物を強化し特殊能力付与し得る培養液の開発に成功する。

 後に『高速修復剤』として用いられるところの液剤であった。


 日本においては、米国の完全な沈黙の後に発見され『深海棲艦』と呼称されるようになった生物によって起こされる、多数の襲撃事件や、軍事施設への攻撃対処する為に、液剤に適合する人間のサンプルと、そしてその適合後の人間が使用できる種々の兵器の開発が急がれていた。

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