彼女と別れてから数ヶ月たって色々気持ちの整理もついたので愚痴を増田に書き込む。
彼女は大学のゼミの先輩で、遊びと勉強のメリハリのつけられる、明るく優しい女性だったため彼女のことを好きになるのに時間はかからなかった。
彼女が当時付き合っていた彼氏(私の知人でもある)と別れた数日後に私から告白し、一旦は振られたもののなんだかんだ付き合うことができた。
こうして彼女と付き合うことになったわけだが、その彼女というのは俗にいうメンヘラだった。
具体的に説明するなら腕には数年前から追加され続けた多数の傷があり、少し放っておくとすぐに愛されていないと感じてしまう不安定な女性。
わかっていながら好きになってそして告白したのだが想像していたよりも大変な経験をすることになる。
彼女と私の関係はとても不安定で少し問題があればいつもケンカをし、そして毎回そのケンカは別れ話に繋がった。
私がtwitterで後輩の女の子とリプライを交わしていたら「私そういうの嫉妬するから」と言われ怒られたこともある。私は変に律儀だったため彼女が許可した人間としかリプライを交わさないようになった。
彼女のリストカット癖をやめさせるために「リストカットをしたら別れるから」と私から常々言っていたら、別れるためにリストカットをするという本末転倒な結果に終わった出来事もあった。要はいつもなんかしら揉めていたのだ。
そんな彼女と約束していたことがいくつか合ったのだが、そのうちで私が最も強く主張していたのが「嘘をつかない、隠し事をしない」というものだ。
友人同士で遊びに行くのは全然構わないし、男と遊びに行くのもまあ俺に言ってくれれば許そうという約束だ。俺だって先のTwitterの件があるんだしそれくらいはお願いしてもいいだろう。
最初の隠し事(現時点で判明している限りでの)は友人同士での飲み会だった。
詳細は書かないが、彼女は友人同士の飲み会(全員私の友人でもある)の事をひた隠しにしていた。その飲み会の存在は知っていたし、彼女が誘われていることも知っていたがなぜか彼女は「その日家の用事があるんだ」と俺に伝えていた。不審に思った俺が問い詰めてみるとどうやら俺のいない場所で友人と飲み会をして羽を伸ばしたかったらしい。まあ分からないこともないが彼女に対する信頼がこの頃から少しづつ減っていった。
深夜、セックスをした直後に「明日は昼から母親と用事があるんだ」と私に嘘をつき元カレに会いに行こうとしていたこともあった。
今夏に閉館した都内の某映画館に閉館直前二人で行く約束をしていたのだが、その約束を破棄してこっそり男と二人で観に行っていた。(分かる人は察したと思うがその映画館で彼女は男と二人でピンク映画を見たのである)
などなど、具体例をあげたら枚挙にいとまがない。時には逆ギレされたこともある。
こうした出来事たちを我慢できなくなった私は相手をこれでもかと罵倒し、彼女もそれに耐え切れなかったのかひどく怒り、結果喧嘩別れという後味の悪い形で交際は終了した。
彼女と付き合うまで童貞だった私にとってこれが現実の女性との交際なのかと心底傷ついた記憶がある。別れた直後は俗にいう「現実の女はクソだわ」モードであった。
増田の恋愛経験豊富なみなさんには「それくらい普通だろ」とか「そんなことも許せないのか」と一蹴されそうな陳腐なネタだとは思うが自分の初めてを捧げた相手にそういった扱いをされたことはどうしても我慢できなかったのだ。
勿論私にも悪い部分はたくさんあったし落ち着いた今は反省もできている。そういった反省をつらつら書くのもありとは思うが、ここくらいでは羽を伸ばさせて欲しい。
反省部分はいつか本人に伝えることができたらいいと思っている。(しかしLINEもFacebookもTwitterもついにはインスタグラムまで、何から何まで連絡手段をブロックされているためいつのことになるだろうか)
「童貞は」じゃなくて「俺は」でないの? なんか童貞という属性を言い訳にしてる感じがあるんだよねえ
確かに。童貞はどうでもいい。 次に良い人が見つかればすぐさま忘れてしまうさ。