何もかもがうまくいかない。
世の中っつーか、まあ、俺が生きてる世界だけど。
この中では、俺は、本当に産業廃棄物なんだろうな。 <h3>o- *</h3>
モテたことも当然無い。 友達、いたのかなあ。 いたのかもしれないが、もう10年くらい友達というのはいない。
職場でも、常にバカにされる。 いやもちろんバカなんだけど。
「人間性が無い」 「なんで謝ることもしないの?」 「謝らなくていいから結果出せよ」 「普通出来るだろ、甘えるな」 「非常識だし、失礼だ」
分かってる。 迷惑をかけたら謝る。 謝ったら口だけと言われる。 なぜか?
謝ってもまた失敗するから。 メモもとって、手順を脳内でシュミレーションしてやるんだけど。 それでも間違える。
精神科行ったけど、異常なし、むしろ知能指数は高かった。 なぜだったら巧くできないんだろ。 <h3>o- *</h3>
ネットでも、空気が読めないらしい。 ネットでも空気が読めないということは、本当にダメなんだろう。
どのコミュニティでも巧くいかない。 できるだけ目立たないようにしてるんだけど、なぜかダメ。 多分根本的に頭がおかしいのかもしれない。 <h3>o- *</h3>
格闘技もやったが、巧くいかなかった。 格闘技自体はそこそこくらいのレベルだったんだけど、人つきあいがだめだった。
どうしても、練習で自分より弱い人達ばっかだったから、手を抜いていたら、それがよくなかったらしい。 <h3>o- *</h3>
俺個人は本当に何もできなくて、俺を慰める現実は無い。 ただ、ネットのオナニーのためのおかずだけは、いつでも優しい。
だけど、エロ漫画の子達は優しい。 エロげではモテるし、セックスさせてくれるし、優しくしてくれるし、俺のこと大好きみたい。 AV女優も俺のことかわいがってくれる。
文学とか、哲学もそこそこやるけど、やっぱり文学や哲学って、正しいんだけど、俺とは関係が無い。
ツルゲーネフの恋の描き方。 ドストエフスキーの変質的な主人公。 チェーホフの日常へのいつくしみ。
分かる。 分かるけど俺とは関係無い。 これもエロゲーと同じで、都合のいい妄想にすぎないのもわかっている。 <h3>o- *</h3>
仕事に向いてない人がほとんどで、皆それに会わせているのもわかる。
だけど、小中高大学とまったく楽しくなかった。 多分、皆、運動会とか、学校の友達と遊ぶとか、実験とか、なんか楽しいのあったんだろう。 それが、まったくなかった。
そもそも、人が好きじゃ無いというのが大きいんだと思う。
他人と付き合うのが、完全に仕方ないから渋々、という態度だった。
何度も何度も他人と付き合う方法を探した、技術だけはそこそこだけど、本質的に人が好きになれなかった。
人というか、ネコもかわいいというのが分からないし、犬も好きじゃ無い、動物を好きになったことはない。
中二っぽいけど、魚をさばいたり、肉をさばいたりするのは快感だとは思った。 ちゃんと生き物として生きているんだな俺も、という快感があった。 <h3>o- *</h3>
産廃なんだと思う。 DNAが間違うと奇形が生まれるように、俺も奇形だったんだと思う。
奇形は進化や環境の変化に淘汰されないために必要なのかもしれない。 そして、俺も必要な産業廃棄物の一つなのかもしれない。
生きる意味は、もう果たした、タダ単に変異の一つとして生まれただけ。
それが悪い方向に働いたから仕方が無い。
人間のフリして生きているだけなんだなと感じる。