2013-01-30

「無断転載批判クラスタ」の常套手段として

まず前提条件として、彼らは「無断転載を行っていない、自らへの批判的な意見を表面した者まで、攻撃対象にしている」という事実がある。というよりも、むしろ増田で度々問題にされているのは、その一点のみであると言っても過言ではない。彼らが「無断転載という違法行為をなくすための運動」が、果たして正当な行動であるのか?という疑問も多少は残るのであろうが、私は法律専門家ではないし、法的解釈の問題を述べても、彼らはのらりくらりと話をはぐらかす(それ自体も彼らの常套手段であるが)のは目に見えているので、敢えて法的な問題に関しては触れない。

彼らに限らず、ネット上で粘着人格攻撃を行いがちな人間は、「詭弁のガイドライン」という言葉が大好きである。そして、それを先に提示しておけば、(あくまで彼らの中では)99%議論(落としどころのない、終わりなき人格攻撃である以上、それは議論としての体をなしていないわけだが。いわば「論破オナニー」と言った部類のものだ。同様に彼らが多用しがちな言葉として、「ブーメラン」という単語存在するが、それがまた別の話)に勝ったと錯覚する程であるらしい。

彼らの論調として特徴的なのは、彼らへの批判者が主張している主題からは、遠く離れたところに論点を起きがちな点である。(彼らと彼らの仲間が、彼らに対する批判を「無断転載を行った人間である」と決め付けている時点で、それは明確である)そして、時には巧妙に、時には強引に、自分たちが望む「議論の方向性」へと持っていこうとする。(それ自体は「無断転載批判クラスタ」に限らず、例えば2ちゃんねるmixiなどで、辺りかまわず噛み付きがちな人間に、ごくごくありがちな事でもある)

どこでそういった「議論の戦法」を身につけたのかは知らないが、その方法自体が、実は「詭弁のガイドライン」の、いくつかの項目に当てはまる。(むしろ、彼ら自身が、「詭弁のガイドライン」そのものを参考にしているのではないのか?と疑わしくなるほどである

6.一見、関係がありそうで関係のない話を始める

9.自分見解を述べずに人格批判をする

14.細かい部分のミスを指摘し相手を無知認識させる

などがそうだ。

(個人的には「15.新しい概念が全て正しいのだとミスリードする」という項目については、「詭弁のガイドラインを多用する人間」全体をたしなめる為の項目ではないのか?と思ったりもするわけだが、それは考えすぎなのだろうか?)

一部の「騒ぎたいだけのガキ」に関しては、8.知能障害を起こす を起こしている節もあるのだが、それは割愛する。

拡大解釈をすれば、「無断転載を野放しにし続ければ、やがて著作権法強化に繋がる」という理屈自体が「1.事実に対して仮定を持ち出す 2.ごくまれな反例をとりあげる 3.自分に有利な将来像を予想する」とも言えなくもないし、(参考: http://anond.hatelabo.jp/20130129140859)「遵法主啓蒙活動を行ってる我々を批判するのは、違法行為を肯定する人間だけだ!」という考え方に至っては、「4.主観で決め付ける 5.資料を示さず持論が支持されていると思わせる」とも言えなくもないわけだが。

もっとも、(彼らに限らず、ネット議論(事実上論破オナニー)を趣味とする人間殆どは)、議論を有利に持っていくために「詭弁のガイドライン」を提示しているのだろうとも思う。つまり、先にそれを持ってくれば、相手が「詭弁のガイドライン」を持ち出したとしても、「オウム返しはやめてくださ~い」と逃げることが可能だからだ。ただそれ自体、彼らが「本当の意味での議論」から、常に逃げ続けている証拠である、とも言えるとも思う。

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