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はてなキーワード: Can You Keep A Secret?とは

2022-05-09

anond:20220509203156

あれは若手アーティストが好きだったり影響を受けた平成の歌ってかなり範囲の狭いランキングから

ジャムの「J-POP20年史 プロが選ぶ最強の名曲ベスト30」ってランキングの方がもっと一般的ランキングだと思う

50位 テルーの唄/手嶌葵

49位 Sign/Mr.Children

48位 キセキ/GReeeeN

47位 CHE.R.RY/YUI

46位 つけまつける/きゃりーぱみゅぱみゅ

45位 前前前世/RADWIMPS

44位 千の風になって/秋川雅史

43位 トリセツ/西野カナ

42位 全力少年/スキマスイッチ

41位 楽園ベイベー/RIP SLYME

40位 to U/Bank Band with Saiyu

39位 女々しくて/ゴールデンボンバー

38位 Butterfly/木村カエラ

37位 Can You Keep A Secret?/宇多田ヒカル

36位 白い恋人達/桑田佳祐

35位 Dragon Night/SKAI NO OWARI

34位 行くぜっ!怪盗少女/ももいろクローバー

33位 SUN/星野源

32位 Story/AI

31位 罪と罰/椎名林檎

30位 ultra soul/B’z

29位 PPAP/ピコ太郎

28位 HERO/Mr.Children

27位 涙そうそう/夏川りみ

26位 愛をこめて花束を/Superfly

25位 ワダツミの木/元ちとせ

24位 新宝島/サカナクション

23位 恋/星野源

22位 私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女。

21位 らいおんハート/SMAP

20位 traveling/宇多田ヒカル

19位 マリーゴールド/あいみょん

18位 粉雪/レミオロメン

17位 Lemon/米津玄師

16位 エイリアンズ/キリンジ

15位 瞳をとじて/平井堅

14位 ポリリズム/Perfume

13位 雪の華/中島美嘉

12位 ギブス/椎名林檎

11位 恋するフォーチュンクッキー/AKB48

10位 Jupiter/平原綾香

9位 さくら(独唱)/森山直太朗 

8位 夜に駆ける/YOASOBI

7位 パプリカ/Foorin

6位 TSUNAMI/サザンオールスターズ

5位 白日/King Gnu

4位 天体観測/BUMP OF CHICKEN

3位 Everything/MISIA

2位 世界に一つだけの花/SMAP

1位 Pretender/オフィシャル髭男dism

引用元

https://televi.tokyo/jpopranking2000-20

2021-01-21

宇多田ヒカルの先駆性

単調なビートというか、反復を繰り返しながらメインのメロディだけをどんどん発展させるアプローチはそれこそジェームスブラウンだかの時代ファンクソウルからポップスに定着してる。

誰でも知ってるマイケルジャクソンの「スリラー」や「スムースクリミナル」もトラックだけ見れば1つのリフレインだけで出来てるし、それ自体は目新しいことでもない。日本でもオザケンの「ラブリー」等、局所的にそういうものがヒットすることはあった。

ただRandBやヒップホップといったブラックミュージックの色合いが強いこのスタイルが、アリアグランデやジャスティビーバーといった白人中流層に支持されるポップスターや、J-popのYOASOBIや瑛人のヒット曲に取り入れられたというのは時代の潮目なんだと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=tcYodQoapMg

https://www.youtube.com/watch?v=8EJ3zbKTWQ8

ビート一本調子というのはNiziUやモーニング娘。の新しい曲でも見られる特徴なのでより一層こういうものが主流になっていくのかもしれない。

(反復っていうのはテクノもそうだけど、テクノミニマルすぎてポップス転用できる音楽ではない。電気グルーヴにしてもChemical Brothersにしても歌もの要素が大きくなるにつれテクノ本来とはやや趣が変わっていった。)

https://www.youtube.com/watch?v=a6QT0acJFQE

https://www.youtube.com/watch?v=Ty0dkunCvNw

宇野さんが崇拝に近い持ちあげ方してる宇多田ヒカルもかつてからループさせることへの意識が高かった。

First Love時こそ「稀代の歌姫」として売り出そうというレーベル意向もあってか、ディアンジェロ風の粘っこいドラム等といった当時のトレンドを表面的になぞっただけで、アレンジ面では当時のJ-popとそこまで違いはなかった。しかし「Distance」以降はRandBからの影響が強い宇多田ヒカル本人の意向が反映されだしたのかどんどんアレンジミニマリスティックになっていった。

注意深く聴けば20年前の「Addicted to you」や「Can you keep a secret?」のころからすでに16ビートキープしながらコード進行は8小節ほどで完結してしまっていることがわかる。

(このころはジャム&ルイスの手腕によるところも大きいのだろうが)

さらに言えばセルフプロデュースに切り替わってからロンドン拠点を移すまでの2005~2015年あたりの宇多田ヒカルはいかに宅録DTM然とした手作り感あふるる音を時折鳴らしていなかっただろうか。

マスタリング等のポスプロによってある程度計算ずくで仕上げられたものにしても、Keep tryin’のパッドシンセはあの曲にしては音が厚すぎてややアンバランスだし、Kiss & Cryのホーンはモジュレーションであることを隠そうともしていない。しかしながらそんなことは取るに足らないことだった。

あのころはまだDTMのものが新しくて費用が掛かる手段だったこともあって、宇多田ヒカルの孤高なイメージをより強固なものにしたし、なにより彼女が自宅にこもって自分感覚だけで作ったものが、ダイレクト自分コンポミニプレイヤーに届いてきたようなあの距離感ファンにとっては痛快だったんじゃないか

Ultra Blue」や「Heart station」時特有の浮遊感のあるきついリバーブ密室感のあるピアノの音像は、宇多田ヒカルの心象世界垣間見ているようだったし、私生活でのラフな顔を晒してくれている様でもあって一つの魅力になっていた。

DTMはこの20年でどんどんハードルが下がっていったし、ネット上での音楽コミュニティ成熟してきてる。今のアーティストを取り巻く環境ってあの頃の宇多田ヒカル周りの雰囲気ちょっと似てる気がする。ライブあんまりやってなくてひたすら曲を書いてブログを書いていたのが宇多田ヒカルだった。

米津玄師しろ須田景凪やヨルシカしろ宇多田ヒカルが敷いたものの上に立ってるんじゃないかな。立ってるというか宇多田さんは彼らのようなことを前時代にやりとげてしまったのかもしれない。

宇多田ヒカルの「traveling」は「夜に駆ける」に似ている。4つ打ちビート統一感を出している点や、トニックから長七度上(一度下)への移動が含まれる4小節ほどのコードパターンをひたすら繰り返している点、代理和音や経過音でコードに飽きがこないよう細かく配慮していることやフィルインの多さ、歌メロの譜割の細かさ…と共通項は多い。あの頃は幼くて単にかっこいい曲だなと何も考えず聴いていただけだが、当時の宇多田ヒカルはやはり規格外存在だったんだなと今にして思い知らされる。

https://www.youtube.com/watch?v=x8VYWazR5mE

https://www.youtube.com/watch?v=tuyZ9f6mHZk

兎に角エヴァの公開はいつになるんだ?

anond:20210120145245

 
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